防犯ブログ

  • 農作物の盗難
2012年11月07日 滋賀 倉庫から新米600キロ盗まれる

6日午前9時25分ごろ、長浜市益田町の農業の男性(35)から、「倉庫のガラスが割られ、米が盗まれている」と110番通報がありました。

県警長浜署によると、男性の自宅近くの倉庫の窓ガラスが割られ、保管していた収穫したばかりの新米470袋のうち、「ミルキークイーン」の新米21袋、計約600キロ(約60万相当)が盗まれていました。
倉庫は施錠されていたという。
同署が窃盗事件として捜査しています。
<産経新聞 11月7日(水)7時55分配信より>

収穫し保管していた新米600キロが倉庫から盗まれました。
倉庫は施錠されていたということですが、おそらく防犯システムや防犯カメラなどは設置されていなかったのでしょう。

収穫前の農作物が盗まれる事件は全国各地で時期によって発生しています。
ですから収穫して倉庫に保管してしまえば安心と考えている農家の方も多いのではないでしょうか。

もちろん収穫前の全く無防備な状態の農作物と、収穫後の倉庫に保管した農作物とでは、倉庫保管の方がより安全です。
しかし、守られていると言っても、窓ガラスと鍵の施錠という程度です。
どちらかが破られれば、簡単に侵入され、自由に犯行を行うことができてしまう訳です。

泥棒にもよりますが、窓ガラス・扉の鍵を破るというのは侵入方法の初歩でしかありません。
しかも時間帯によっては完全に無人となりますから、一旦侵入することができれば、制約なしで犯行を行うことができます。
このように泥棒に自由で気持ちよく犯行を行わせてはいけません。
その環境を提供しているのは、誰でもない被害者の皆さんなのです。

倉庫にお金を掛けて防犯カメラを設置するというのはどうも、という方もいるかもしれません。
しかし、手間暇を掛けて長い年月育てた農作物、盗まれるのは一瞬です。
それを守るための対策も必要です。

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