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2012年11月24日 愛知 自宅寝室から800万円入りの金庫盗まれる

24日午前5時頃、愛知県一宮市猿海道、飲食業の男性(42)が仕事から帰宅したところ、現金約800万円が入った金庫がなくなっているのを見つけ、110番しました。
一宮署が窃盗事件して調べています。

発表によると、金庫は重さ約20キロで寝室に設置していたという。
男性が帰宅した際、玄関ドアの鍵が開いていました。
<読売新聞 11月24日(土)9時59分配信より>

本当に自宅から大金の入った金庫が盗まれる事件が目立ちます。
現金を手元に置いておかないと不安なのでしょうか。
自宅の防犯対策がほぼ完ぺきで、金融機関より安全だと確認できるのであれば、私も自宅に置いておきます。
しかし、どう考えても自宅より金融機関の大型金庫の方が安全です。

仮に金融機関に強盗が入って現金が奪われた場合や金融機関が破たんした場合、どちらもお金を預けている以上、その金額分は補償されます。
(普通預金の場合は、一金融機関で1千万円まで。当座や無利息型なら全額保護)
必要以上の現金は自宅に置いておかないのが一番です。
金庫に保管、一昔前であれば泥棒に有効な防犯対策の一つでした。
苦労して侵入したのに、金庫の中に保管かよ、と文句を言いながらあきらめてその場を去る泥棒、一昔前の漫画やアニメに出てきそうな一シーンです。

今では泥棒側も進化しました。
金庫保管は当然承知の上です。
その場で開けるのは特殊な技術や工具がないと無理ですが、その場から持ち去ることは可能です。
一人では重くて無理でも、複数人なら容易に持ち運べます。

その後でゆっくり時間を掛けて開ければよいのです。
特殊な工具でなくてもドリルで乱暴に開けることもできます。
その場で犯行を完結しなくてもよい、というのは泥棒側の大きな進化の一つではないでしょうか。
発想の転換とも言えます。

対して、我々が同じ対策をしていては意味がありません。
向うが進化しているのですから、こちらも工夫や改善などが必要です。

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