防犯ブログ
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2012年11月16日
アメリカ 空港でiPadmini3600台盗まれる
AppleのiPad miniは大成功のようです。
もはや、犯罪者たちも放っておかない。
New York Postによると、航空貨物として荷下ろし後のiPad mini 3600台、150万ドル相当が、JFK空港で盗まれました。
それは、1978年に現金500万ドルと宝石90万ドル相当が盗まれた場所と同じ場所でした。
問題はiPadのサイズではありません、波のうねりのような動きです
盗人たちはどうやら、ねらったブツの全部は盗めなかったようです。
空港の職員が食事から帰って調べたら、3つのパレットが残されていました。でも、その前に彼らは、満杯のパレット2つ、150万ドル相当を盗んでしまったのです。
警察は内部者の犯行を疑っていますが、まだ容疑者は挙がっていません。
そのiPad miniは、中国にあるAppleの組み立て企業から合衆国に到着したばかりで、合衆国全域に配達される直前でした。
LTE iPad miniの最初のバッチは今週出荷の予定でしたから、その一部だったのかもしれない。
もしそうなら、期待していた3600名のAppleファンをがっかりさせることになりますが、でもAppleは店ごとの割り当て数量を再調整することによって、そのがっかりを目立たなくするかもしれない。
報道によると、犯人はわずかに二人です。
3600台ともなると、Craigslistなどでは目立ちすぎるから、彼らは売りさばくのに苦労するでしょう。
でも、たった二人で空港にトラックを乗り付けて、短時間で大量窃盗に成功するなんて、すごいことはすごいよな。
<TechCrunch Japan 11月16日(金)13時39分配信より>
新発売のiPad miniですが、すでに泥棒の間でも大人気のようです。
アメリカでは150万ドル相当、3600台が盗まれてしまったということです。
単にiPad mini好きな者の犯行ではなく、転売目的の犯行でしょう。
今なら高値で売れると判断してのことでしょう。
新品を入手することができない人もいるようですから、定価より高い値で転売することができるかもしれません。
このように人気の高い商品は、度々泥棒からも狙われることになります。
記事の中では、大量に売りさばくのに苦労するでしょうと推測していますが、それは個人での犯行だった場合です。
組織的に犯行が行われる場合、事前に役割分担をし、転売を担当している者もいるはずです。
明らかな盗品だろうと、大量だろうと、きちんと買い取ってくれる相手を見つけているのでしょう。
防犯対策と言うと、泥棒から身を守る、財産を守る為の防衛策が思いつきますが、それだけでなく、仮に物が盗まれてもその転売対策を行うのも防犯対策の一種です。
苦労して物を盗んでも、それが売れなければ、または売ろうとすると捕まる、犯行がばれるということになれば、最初から狙いません。
これで盗難という犯罪が減るのは明らかです。
このような取り組みは個人ではどうしようもありません。
国や市町村、自治体など大きな組織で、長期的に取り組んでもらう必要があります。