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2012年11月08日 6人組 1年間で空き巣123件 被害総額1億1千万円

大阪、京都、奈良で空き巣を繰り返したとして、府警捜査3課などは7日、窃盗や住居侵入の疑いで、大東市北条、元山口組系暴力団組員で無職の男(45)=窃盗罪などで公判中=ら計6人を逮捕、追送検したと発表しました。

同課によると、男らは平成23年5月上旬~今年4月、3府県で123件の空き巣を繰り返しており、被害総額は約1億1千万円に上るという。
このうち7件(被害総額約1490万円)で起訴されました。

男らはレンタカーを使い、主に高級住宅街の留守宅を狙って犯行。
窓ガラスをドライバーで割る手口で侵入し、現金や貴金属を盗んでいました。
盗品は質屋などで換金し、生活費や遊興費に充てていたという。
<産経新聞 11月8日(木)7時55分配信より>

泥棒(窃盗団)が捕まったという喜ばしいニュースなのですが、別の面で考えると、捕まるまで1年間も掛かるという現実に驚きます。
その間123件、被害総額は1億1千万円にも上るということですから、単に喜んではいられません。
理想的なのは、1件窃盗事件が発生し、次の窃盗事件が発生する前に犯人が逮捕され、それ以上被害者が増えないことです。
現実では、捕まるまで相当の日数が掛かってしまうということです。

手口をみますと、レンタカーで、おそらく日中、高級住宅街のなかでも留守宅を狙い、窓ガラスをドライバーで割るという非常にシンプルなものです。
6人組みということですが、数人で役割分担(見張り役・実行役・逃走車両運転など)しながら犯行を繰り返していたと思われます。

昔からある特に珍しくないような手口に思えますが、なかなか捕まえることができないというところにもどかしさを感じます。
警察の捜査員の人手不足なのでしょうか、証拠の問題でしょうか、本当のところは分かりませんが、警察が泥棒から守ってくれるとは正直言えません。
殺人犯などの凶悪犯となると話は違ってくるでしょうが、泥棒に限定して考えると、絶対的に頼りになる存在とは言えません。

そうなると、自分の家や会社を泥棒から守るのは自分ということになります。
その方法や具体的な対策、それも自分で考え、何をどのように導入するかも自分次第ということになります。
その手助けをさせていただくのが防犯のプロである我々セキュリティハウスです。
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