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2012年12月18日 意外に高く売れるランドセル スーパーなどから158個盗まれる

スーパーの店員の隙をみてランドセルなどを持ち出す手口で盗みを繰り返したとして、広島県警は17日、住所不定、無職の男(29)と、兵庫県加古川市、無職の男(29)両被告(いずれも窃盗罪で公判中)を窃盗容疑で逮捕、送検したと発表しました。

盗んだランドセルは158個にのぼり、リサイクル店に1個3万~4万円で転売。
2人は「意外と高額で売れるため狙った」などと容疑を認めているという。

発表では、2人は2009年3月12日~11年12月30日、広島、兵庫両県などの計106店で、ランドセルや家電製品など419点(計約1000万円)を盗んだ疑いです。

2人は秋から春にかけて、ランドセルの特設コーナーばかりを狙い、購入するふりをして商品の箱ごと持ち出していたという。
シーズン以外は家電製品をターゲットにしていたという。
<読売新聞 12月17日(月)19時41分配信より>

今はランドセルのシーズンではありませんが、もうすぐ入学準備のために買い求める人が多くなるでしょう。
最近は両親が子供のために購入するのはもちろんですが、おじいちゃん、おばあちゃんがかわいい孫に入学祝としてプレゼントすることも増えているようです。
さらに、通常のランドセルよりも高額、より丈夫で軽い材質のランドセル(プレミアム何とかというCMでも流れていますね)も出てきています。

おじいちゃん、おばあちゃんも自分の物を購入する場合は、金額にこだわるかもしれませんが、かわいい孫のためとなると、お金は惜しまないのかもしれません。
今の日本で誰がお金を持っているかと言うと、高齢者だと言われています。
それを狙ってうまく商売する企業も出てきています。
商売なら全く問題ないのですが、おいしい話の裏には必ず犯罪者も狙いをつけます。

需要が高まれば、自分が供給する側に回ろうとします。
供給する側と言っても、自分で仕入れて売るのではなく、盗んで売るということです。
人気が高い商品、流行っている商品は一般の人だけでなく、犯罪者にも人気が出るということです。
それがあらかじめ分かっている場合は、それを守るための対策が必要です。

無防備なままだと被害に遭ってしまう危険性、可能性が高くなります。
被害を未然に防ぐ=事前の防犯対策を行い、犯罪者に狙われない、狙わせない環境を作るということです。

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