防犯ブログ

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2013年01月09日 イチロー選手のバット盗んだ少年逮捕

米ヤンキースのイチロー外野手(39)のサイン入りバットを盗んだとして、兵庫県警須磨署は6日、窃盗容疑で同県伊丹市の自称専門学校生の少年(19)を窃盗の疑いで逮捕しました。
「コレクションにしようと思った」と容疑を認めているという。

盗まれたのは、イチローがオリックス在籍時代の本拠地だった「ほっともっとフィールド神戸」などがある神戸総合運動公園(神戸市須磨区)の案内所に展示されていた一本。
アクリルケースに入れて公開されていました。
管理する神戸市公園緑化協会によると、大リーグへ移籍後も、オフに練習で施設を使用していた縁もあり、マリナーズ時代の07年に寄贈されました。

須磨署によると6日午後11時14分、少年は案内所のガラスドアを割って侵入。
警報装置が作動し、同11時28分に警備会社が通報した。署員が駆けつけると、アクリルケースが正面から割られており、中のバットがなくなっていました。

周辺を調べると、約50メートル離れた最寄りの市営地下鉄「総合運動公園駅」の改札前で少年を発見。
新聞紙にくるんだバットがはみ出たスポーツバッグを持っていたという。

同署によると、少年は調べに対し「ドアやアクリルケースは、素手で割った」と話していますが、手に目立った外傷はないようです。身長1メートル70の中肉中背で、「特に力が強そうでもないし、スポーツマンタイプにも見えない」という。
詳しい身元や動機、犯行時の状況などについては「これから調べる」としています。

盗まれたバットは特に破損なども見受けられず、市公園緑化協会では「無事にバットが戻って来るようで、ほっとしている」と胸をなで下ろしていました。
<スポニチアネックス 1月8日(火)7時1分配信より>


明けましておめでとうございます。
すでに9日で遅い新年のご挨拶ではありますが、今年もセキュリティハウス・ネットワーク並びに当ブログをよろしくお願いいたします。


今回のような起こってしまった事件、事故、被害に対して、あの時こうしておけばよかったなどと悔やんでも時間は戻せませんし、壊れたり、盗まれた物はそのままです。
その失敗や問題点を、今後、どのように活かすことができるかが重要です。

今回の事件の場合、防犯システムが設置され、それが正常に作動したというのは良い点でしょう。
問題は、バットを保管していたアクリルケースが素手で割られてしまうようなものだったということです。
そんなに簡単に壊れるようなものであれば、防犯対策の一つとしては数えることができません。

また、敷地内及び建物内にどのように侵入されたかというのも気になる点です。
簡単に侵入者を許すようでは防犯システム全体の改善の余地があると言えるでしょう。

常に前向きで、なおかつ慎重な姿勢・意識が必要です。

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