防犯ブログ
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2013年02月08日
宵空き巣犯中国人4人組逮捕 50件被害総額1千万円?
京都府警と滋賀、和歌山、兵庫各県警の合同捜査班は1日、大津市で空き巣をしたとして中国人の男4人を窃盗容疑で逮捕しました。
4人は、夕方に電灯がついていない家を狙う「宵空き巣」と呼ばれる手口を繰り返していたとみられます。
いずれも無職の男(26)、男(24)、男(25)、男(31)の各容疑者。
逮捕容疑は1月12日午後6時ごろ、大津市の男性会社員(35)方に侵入し、腕時計や商品券など7点(合計約5万円相当)を盗んだ、とされます。
男(25)は否認し、3人は容疑を認めているという。
4人は同日、京田辺市で捜査員に職務質問され、バッグにバールやドライバーなどを隠していたとして、特殊開錠用具所持禁止法違反容疑で現行犯逮捕されていました。
府警によると、昨春から今年にかけ近畿地方を中心に同様の手口で少なくとも約50件(被害額約1000万円)の被害があり、4人が関わった可能性もあるとみて調べています。
<毎日新聞 2月2日(土)14時58分配信より>
夕方に電灯がついていない家を狙う「宵空き巣」という手口です。
夕方もしくは夜に電灯がついていない家=無人というのは外から見ても、誰が見ても分かります。(その時間に寝ている人がいれば別ですが)
無人=侵入しやすい、狙いやすい家というのも泥棒の常識でしょう。
仮に破壊しにくい窓ガラスや扉、補助錠などがついていたとしても、無人ですから、その間はゆっくりと犯行を行うことができます。
泥棒が焦る条件にはなりません。
彼らは人に見つかるかもしれない、自分の犯行だと分かるかもしれない、怪しまれて顔を見られるかもしれないなど常に犯行時は緊張状態です。
少しでも犯行時間を短くし、目当ての金品が手に入れば、1秒でも早く現場から逃げ出したいというのが本音です。
無人状態、無施錠、そして防犯上無対策というのは、彼らの緊張状態を和らげる絶好のカンフル剤となります。
そのような楽をさせないのが事前の防犯対策です。
防犯対策が働けば、ベルやサイレンが鳴り、周囲に犯行を知らせます。
彼らに気持よく犯行を起こさせない、彼らの邪魔をする最も効果的な方法です。
また、防犯カメラや威嚇機器を目立つ所に設置して、犯行自体を行わせないようにすることも効果的です。
別のところを探せ!とばかりに泥棒にアピールする方法です。
何にせよ、無防備、無対策、無意識、無警戒というのがいけません。