防犯ブログ

  • 侵入手口
2013年03月29日 アキバで売れる! 警察署から警棒盗んだ男逮捕

警視庁池上警察署の更衣室に忍び込み、警察官の警棒と階級章を盗んだとして41歳の男が逮捕されました。
男は、「秋葉原で売れると思った」と供述しています。

住所不定・無職の男は24日午後3時ごろ、池上署の更衣室に忍び込み、ロッカーから30代の男性巡査部長の警棒と階級章を盗んだ疑いが持たれています。
警視庁によりますと、25日の朝、荒川区の路上喫煙の禁止場所でたばこを吸っている男を警察官が職務質問したところ、バッグから警棒などが見つかり、逮捕しました。

更衣室は池上署の地下2階にありますが、男は誰にも気づかれずに侵入していたということです。
取り調べに対し、「秋葉原で売れると思った」と容疑を認めています。

池上署は、「盗まれたことは誠に遺憾です。今後は管理を徹底していきたい」とコメントしています。
<テレビ朝日系(ANN) 3月26日(火)15時16分配信より>

警察署の更衣室に忍び込み、警棒と階級章を盗んだ男の手口です。
秋葉原で転売しようという思惑ですが、冷静に考えてみると恐ろしい事件です。
犯罪を取り締まる警察署に、こうも簡単に侵入し、さらに盗みを働くことができてしまいました。

例えば、犯罪の証拠となる重要な品や拳銃などが盗まれる可能性もあります。
犯罪の二次利用にもつながる窃盗事件が警察署で発生するなどあってはならない状態です。

これに関しては、我々は警察の改善・再発防止策に期待するしかないのですが、これを教訓として考えられることは、どの場所であっても泥棒に侵入される可能性があるということです。
ここだから絶対に大丈夫という場所はありません。
警察署だって窃盗被害に遭うのですから。
油断大敵、事前の防犯対策の重要性を示しています。


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