防犯ブログ

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2013年03月22日 福岡 門扉の盗難相次ぐ 売却目的?

直方署は11日、直方市など管内の自治体で、住宅のアルミ製門扉が盗まれる被害が2月中旬以降、相次いでいると発表しました。売却などを目的とした窃盗事件として調べるとともに、盗難防止策を取るよう住民に呼びかけています。

同署によると2月15日~3月11日に報告された被害は28件計35枚。
内訳は、直方市24件、鞍手町2件、小竹町2件。いずれも深夜に盗まれ、帰宅時や玄関から外に出て被害に気づくケースがほとんどという。
被害に遭った門扉は、持ち上げると門柱から簡単に外れるものばかりでした。
観音開きの門扉2枚が盗まれた直方市の男性(71)は「朝、出たら門がなくなっていた。びっくりした」と話していた。

直方署は、同一犯による連続窃盗の可能性もあるとみて調べています。
同署は併せて、ワイヤやねじなどで門柱から外れないよう、盗難対策を施すことなどをチラシで呼びかけています。
<毎日新聞 3月12日(火)16時4分配信より>

門扉が盗まれるという事件が福岡県で相次いでいます。
持ち上げると門柱から簡単に外れるものばかりが狙われているということですが、門扉自体が盗まれる対象と考える人が少ないと思います。

屋外に存在しており、門扉自体が侵入者、泥棒の建物内、敷地内への侵入の為に存在している訳ですから、それ自体が盗まれるとは想定しにくいです。

ただ、防犯カメラや防犯センサー自体を盗むという手口も実際に発生しています。
侵入者や泥棒が侵入しようとして防犯カメラに映像が記録されたと感じ、それを壊す、もしくは盗むことによって証拠隠滅を図ろうとすることはありますが、それ自体が目的での窃盗事件はあまりありません。

門扉も同様に考えられていたかと思いますが、転売目的での手口が発生しています。
建物に入られてから働く防犯システムでは、今の犯罪者の侵入・窃盗の手口には対応できない場合が増えています。
それよりも前、つまり敷地内に足を踏み入れた時点で働く、その時点で防犯ベルやフラッシュライトで威嚇する防犯システムでのより早い段階での対応が有効なのでしょう。

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