防犯ブログ

  • 放火・火災
2013年07月09日 千葉 高校で弓道場など4ヶ所で不審火

先月30日深夜、千葉県船橋市の高校で、弓道場や物置などが燃える不審火が相次ぎました。

午後11時半ごろ、「窓を開けたら弓道場のほうから炎が上がって黒い煙が見える」と船橋市の県立薬園台高校の近くに住む人から通報がありました。
消防などが駆けつけると、弓道場の机や椅子が燃えていたほか、近くの物置など合わせて4カ所から炎が上がっていました。

火はまもなく消し止められ、けが人はいませんでした。
当時、高校は無人で、いずれも火の気のない場所から出火していることから、警察は何者かが学校に侵入し、火をつけたとみて調べています。
<テレビ朝日系(ANN) 7月1日(月)10時55分配信より>

子供の頃、学校で嫌な行事が近づくと、冗談で、学校が燃えたら、学校がなくなったらその行事に参加しなくてよくなるのに、と考えた人も多いのではないでしょうか。
もちろん、子供が考える冗談で、本気でそう考える人はいません。
実際に学校が家事で燃えてしまったら大変なことになります。

明日から通う学校がなくなってしまうのですから。
新たに立て直すまで休みという訳にはいきませんから、別の地区の学校に臨時で通うなどの対策がとられるでしょうが、友達や先生とも離れ離れになります。
冗談では済まないような厳しい現実と直面することでしょう。

学校での火事というのはそれほど大変な事件です。
無人の学校であれば建物などの被害で済む可能性もありますが、授業中など人がいる間に発生した火事は、多くの犠牲者が出る危険性があります。
子供に対してそのような考えを持つ者がいるとは考えたくもありませんが、中には恐ろしい考えの犯罪者も存在します。

無人の場合、有人の場合、どちらも想定した侵入警戒対策、放火・火災対策をとる必要があります。
大切な学校、そして子供たちの命を守るための万が一の対策です。
その対策を実際に使うことがなく役目が終われば、それが一番です。

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