防犯ブログ
- 侵入手口(店舗)
2013年09月06日
京都 携帯ショップからスマホ21台盗まれる
27日午前4時15分ごろ、京都市南区唐橋西平垣町の「ドコモショップ西大路駅前店」で、不審者の侵入を知らせる警報装置が作動。
警備会社から110番を受けた京都府警南署員が駆けつけたところ、店の窓ガラスが割られ、店内にあった商品のスマートフォン(高機能携帯電話)21台(計約174万円相当)が盗まれていました。
同署で窃盗事件として捜査しています。
同署によると、盗まれたのはいずれも韓国サムスン電子製のスマホ「ギャラクシー」で、施錠した戸棚に在庫商品として保管されていたという。
<産経新聞 8月27日(火)15時22分配信より>
携帯電話ショップに入った泥棒の手口です。
警報システムが設置され、商品は施錠した戸棚に保管されていましたが、それらの防犯対策は突破され、商品が盗まれてしまいました。
今流行りのスマホ窃盗犯です。
スマートフォンという需要の高い商品を盗む為なら、その程度の防犯対策は泥棒側も想定済みで、犯行を防ぐことが難しいという証明にもなります。
少なくとも170万円以上の価値のある商品を店内に置いておく訳ですから、相当の危険があると言えます。
警報システム&施錠戸棚保管だけでは対策としては不充分ということです。
屋外に目立つ警報装置をつける(抑止力)、防犯カメラでの映像の記録(犯罪の証拠)、敷地内を赤外線センサーで張り巡らせる(敷地内への侵入者対 策)、侵入を検知したら室内に霧を噴射(強制的にそれ以上の犯行を継続させない)など、さらにグレードアップした対策でなければ、泥棒に対抗できないとい うことです。
これは携帯電話ショップだけでなく、宝石・貴金属店やリサイクルショップなど泥棒に狙われやすい業種、つまり高価な商品や金品を保管しているところに対しても同じことが言えます。
それぞれの業種や職種、業態などに応じて防犯対策も変えていかなければなりません。