防犯ブログ
- 侵入手口(マンション)
2013年10月10日
マンションの屋上から部屋に侵入 金庫から現金1億円盗む
金沢市のマンションの女性の部屋から現金1億円が入った金庫などを盗んだとして、石川県警金沢中署は2日までに、窃盗容疑で建築業の男(47)=金沢市長坂=ら男3人を逮捕しました。
他に逮捕されたのは会社員の男(42)=愛知県扶桑町高雄=ら。
全員「盗んでいない」などと否認しているという。
逮捕容疑は6月27日、10階建てマンションの屋上から、9階に住む40代女性の部屋のベランダに下り、鍵が開いていた窓から忍び込んで現金1億円の入った金庫や指輪などを盗んだ疑い。
同署によると、防犯カメラに3人の姿が写っていました。
建築業の男(47)が女性のことを知っていたという。
<時事通信 10月2日(水)22時31分配信より>
10階建てのマンション屋上から、9階に下り、ベランダから侵入するという手口です。
被害者の女性からすれば、マンションの9階だから侵入者対策は安心、窓の鍵は開けていても大丈夫とタカをくくっていたのかもしれません。
普通に考えれば、マンションの下から9階までよじ登ってきて侵入しようとは思わないでしょうが、逆に上(屋上)から下りるというのは盲点になりがちです。
さらに、犯人が被害者の女性のことを知っていたということですから、もしかすると女性経営者とかで、自宅に大金を保管している、日頃高価な貴金属を見つけているなどの情報から、犯行のターゲットとして選んだ可能性もあります。
また、今ではフェイスブックやツイッター等に個人情報(今どこにいる、何をしている、これからの予定)を書きこむことが珍しくありません。
それを犯罪者がチェックし、その情報をもとに犯行を計画することも考えられます。
その場に誰も居ないというのは、犯罪者にとって最もありがたい情報の一つです。
そのような絶好の情報を簡単に提供してはいけません。
誰が見ているか分からないということを認識し、書き込みやメッセージ等を送るように心掛けましょう。
泥棒から「友達申請」というのも実際にあるかもしれませんね・・・。