防犯ブログ

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2013年10月18日 泥棒先生逮捕 中学生に空き巣指南の男

警視庁少年事件課などは10日までに、窃盗と住居侵入容疑で東京都あきる野市、防水業の男(33)を逮捕しました。
男は中学3年の男子生徒(15)ら同じく逮捕された少年2人に侵入の仕方などを指南していました。
同容疑者は否認し、少年2人は認めているという。

逮捕容疑は、6月4日正午すぎ、羽村市の消防士の男性宅にベランダの窓ガラスをバーナーなどで割って侵入し、現金約587万円や貴金属類(約30万円相当)を盗んだ疑いです。 
<時事通信 10月10日(木)16時39分配信より>

中学生に侵入方法などを指南していた「泥棒先生」が逮捕されました。
一緒に犯行を行う共犯者として自らの知識や技術を教えていたのでしょうか。
いずれは全国に暗躍する窃盗団を目指していたのかもしれません。

それにしても中学生をこのような悪の道に引き込む大人は恥ずかしいものです。
もし自分に子供が居ても同じように指南したでしょうか?
また、子供が居たとして、自分の父親がそのようなことをしていたと知ったらどう感じるのでしょうか?
子供が居なくても、妻や両親、身内に知られたら、どう思われるのか。
個人的にはそのあたりがとても気になります。

子供相手でなければよいということではありませんが、子供相手というのは論外だと思います。
泥棒の技を教えられた子供たちが、また別の子供たちにそれを伝え、犯罪者がどんどん増えていく、犯罪者の低年齢化も進んでいくのでしょう。

泥棒などの犯罪者になるというのは、個人の勝手といいますか、個人の問題です。
社会情勢やこれまで育った環境や生活している地域なども関係するでしょうが、最終的には個人が行う決断によって決まります。
どうしようもないこともありますが、少なくとも改善、思い留まらせる努力はすべきでしょう。
防犯に対する啓蒙活動や普及活動、犯罪はいけないことだと認知させる広報宣伝活動などもあります。
そのように考えると、犯罪というものに無関係な人というのはどこにもいません。
誰もが何らかかの関わりを持つ可能性があるのです。

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