防犯ブログ

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2014年01月14日 お地蔵様7体盗み、質店で換金

神戸市内の道端のお堂などに安置された地蔵7体を盗んだとして、兵庫県警長田署は7日、住所不定の無職の男(22)=別の強盗罪で起訴=を窃盗容疑で書類送検しました。
同署によると、なじみの質店に持ち込んで1体につき約3000円で換金していました。
阪神大震災で被災し、住民が守り続けた地蔵もあり、住民は憤っています。

送検容疑は、昨年10月上旬、神戸市長田、兵庫両区の6カ所から地蔵7体を盗んだとしています。
容疑を認めているという。

被害に遭った地蔵は全て元の場所へ戻りました。
長田区御蔵通5の住宅街に安置された2体は、阪神大震災で焼損。
近くに住んでいた主婦(64)によると、震災時、がれきの中から黒こげの地蔵を見つけて磨き上げ、夫がお堂を再建しました。
<毎日新聞 1月7日(火)13時43分配信より>

お地蔵様を盗み、それを質店に持ち込んで換金していた罰当たりな男の犯行です。
盗む方もそうですが、それを換金した質店というのも一体どういうところなのでしょうか。
自分が作った(石を彫って)お地蔵様だと言って持ち込んだのでしょうか。

普通に考えれば盗品なのは明らかですし、おかしな客です。
また、それを3千円で買い取って、誰に販売しようとしていたのか・・・。

売る方、買い取る方、双方を取り締まらなければ、窃盗と換金、そして売買は無くなりません。
泥棒が苦労して盗んでも、それが換金できない、もしくは換金しにくいとなれば、泥棒側も盗む対象物を考えます。
現金以外は転売が難しくなると、現金が狙われやすいターゲットになり、そうなると守る側も対策がしやすくなります。
(金融機関に預けるという分かりやすい対策が効果的になります)

買い取る側がいる限り、不当に得た品を売ろうとする輩はいなくならないでしょう。

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