防犯ブログ
- 侵入手口(学校)
2014年06月05日
14~18歳の少年6人組を窃盗で逮捕 高校に侵入し電子レンジ等盗む
滋賀県守山市内の県立高校に侵入し、サッカー部の部室などからスパイクや電子レンジなどを盗んだとして、県警守山署は28日、建造物侵入と窃盗容疑で、同県近江八幡市などの少年6人を逮捕したと発表しました。
逮捕されたのは、中学生を含む14~18歳の少年6人。
逮捕容疑は、共謀して今年2月下旬、守山市内の県立高校に侵入し、サッカー部の部室と更衣室からスパイクや電子レンジ、携帯電話の充電器など45点(被害額約21万円)を盗んだとしています。
同署によると、6人は遊び仲間。
県内のリサイクルショップで盗まれたスパイクなどが売られていたことから、少年らが割り出されました。
<産経新聞 5月29日(木)9時41分配信より>
残念ですが学校も窃盗対象になっているのが現実です。
一見盗まれるようなものはなさそうですが、職員室には金庫があるでしょうし、教職員の私物もあります。
今なら電算室のようなところにパソコンが大量に置かれていても不思議ではありません。
他には音楽室には楽器や音響の機材、美術室には美術品、理科室には化学薬品や実験道具、体育室には運動道具など、実は狙われそうな品が多数存在しています。
学校と言えば、まず生徒の安全対策が目に付きますし、そちらへの対策が重視されるのは当然です。
しかし、窃盗犯の目線で考えると意外に金目の物が多いと言えます。
侵入者対策の非常警報ベルやさすまたなどの対策はあるでしょうが、門や塀さえ乗り越えてしまえば、各教室を全て施錠はしていないでしょうし、入り口以外に防犯カメラの設置もなさそうです。
窃盗犯からすればおいしいカモになりえる存在です。
ある視点からだけ見るのではなく、様々な角度から犯罪に対する対策を考えるべきでしょう。