防犯ブログ
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2014年10月27日
大学生がふざけて動物園に侵入 フラミンゴ2羽死なせる
(CNN) 南ミシシッピ大学の男子大学生グループがふざけて動物園に侵入し、フラミンゴのつがいを死なせる事件がありました。
警察は13日までに、フラミンゴを盗んだ学生を窃盗容疑で逮捕し、残る9人を共謀容疑で取り調べています。
調べによると、学生たちは夜間に近所のハティスバーグ動物園に侵入して白鳥と一緒に写真を撮ろうという悪ふざけを企てました。
このうちの1人が7日午前1時ごろ、高さ約3メートルのフェンスを乗り越えて園内に侵入。
フラミンゴにTシャツをかぶせて1羽を盗み出し、学生会館に持ち帰ろうとしました。
フラミンゴは途中で片足が折れ、学生会館近くに放置されて、動けなくなった状態で同日午前8時半ごろ発見されました。
動物園によると、殺処分するしかない状態だったという。
さらに、このフラミンゴのつがいだったオスも、けがをして群れから離れているのが見つかり、間もなく死にました。
検視の結果、臓器が破裂していたことが判明。
動物園の幹部は「つがいのメスを守ろうとして、蹴られたか殴られたと思われる」と話しています。
動物園は、午前1時15分ごろ園内に侵入した4人の映像をフェイスブックに掲載し、情報提供を呼びかけていました。
警察はフラミンゴを盗んだ19歳の学生を逮捕し、9人を取り調べています。
10人は停学などの処分を受け、所属していた65年の伝統をもつ社交クラブは無期限の活動停止処分を受けました。
<CNN.co.jp 10月13日(月)13時6分配信より>
日本でもフェイスブックに載せた映像や写真から、悪ふざけ・いたずら・犯罪が発覚して処分・逮捕される事件が頻発しています。
掲載した当人は単にウケ狙い、話題になる、人気が出ることを目的に面白半分でやっていることでしょうが、冷静に見ればそれだけでは済まされない内容が多いのが現状です。
人に迷惑を掛けているか、犯罪か、自分のやったこととして公にしても良いかどうか、この辺りの判断ができない10代から20代の若者が非常に多いことが分かります。
そんなこと分かるだろう、と一般の人の多くはそう思うでしょうが、本当に分からない人が多いのだなという気がしてきました。
そのような人たちに犯罪だということを認識させるのは難しいでしょう。
今回被害に遭った動物園は高さ3メートルのフェンスがありましたが、そこを乗り越えて侵入してきています。
侵入者を検知するセンサーや防犯カメラを設置し、二重・三重の侵入対策が必要なのかもしれません。
相手が侵入しようという気をなくすような対策・方法が効果的でしょう。