防犯ブログ
- 窃盗
2014年12月12日
ベトナム国籍の3人逮捕 ヤギ盗みさばいて食べた
大学の研究施設からヤギ2頭を盗んだとして、県警捜査3課と関署などは4日、窃盗の疑いで、いずれもベトナム国籍の無職の男(22)=愛知県春日井市牛山町=、無職の男(30)=同=、アルバイト従業員の男(26)=加茂郡坂祝町酒倉=を逮捕しました。
その内2人は容疑を認め、「さばいて食べた」と供述しています。
3人の逮捕容疑は、共謀して今年8月9日午後5時ごろから10日午前8時ごろまでの間に、美濃加茂市山之上町にある岐阜大の研究施設で飼育されていたヤギ2頭(約7万円相当)を盗んだ疑い。
関署は今年9月、関市内のドラッグストアで化粧品を万引した疑いで男(22)、男(30)を逮捕。
取り調べで、「ヤギを食べるために盗んだ」と供述しました。
男(26)は容疑を否認しています。
盗まれたヤギは岐阜大応用生物科学部の准教授(42)がヤギの除草能力を調査するため、高さ約2メートルのアルミ製の柵の中で飼育していました。
准教授は「犯人が捕まってよかった。ヤギが食べられたことは気持ちのいいことではない」と話していました。
施設では事件後、防犯カメラを2台取り付けました。
<岐阜新聞Web 12月5日(金)9時56分配信より>
今後の再発防止策として防犯カメラを導入したのはすばらしいことだと思いますが、被害に遭ってしまったヤギが生き返ることはなく、失われたことには変わりません。
このような事件が起きる前に、起きない為の対策ができていればベストでした。
それにしても食用ではなく飼育していた2頭のヤギをさばいて食べるという犯罪が日本で起こったことに驚きです。
容疑者は外国人ですが、日本在住でこのような犯行が可能とは・・・。
犯行の発覚は化粧品店での万引きでの取調べからのようですが、もしそれがなければ犯人逮捕にはつながらなかったかもしれません。
ヤギをさばく場所、さばいた後の始末など、誰にも怪しまれず行うことができたのでしょうか。
何かの処分場、処理場などで仕事をしている場合、仕事場や道具を利用して犯罪の証拠隠滅などをはかることができることがあります。
犯罪への悪用、転用などが出来るかどうかというのは常に警戒する必要を感じます。