防犯ブログ
- 窃盗
2015年04月22日
LINEに証拠 「誰にもゆーたあかんで!」
京都市山科区で今年2月、中学校のグラウンドなどで消火器が噴射されているのが相次いでみつかった事件で、京都府警は20日、器物損壊の疑いで、京都市山科区の高校1年の男子生徒7人を書類送検しました。
「中学校卒業前に大きなことをしようと思った」などと全員容疑を認めています。
市内では1~2月、路上や中学校のグラウンドなどで消火器計93本が噴射されているのがみつかっており、府警は7人の犯行とみて調べます。
書類送検容疑は2月上旬、同区の駐車場と同市南区の民家で、設置されていた消火器計2本を噴射したとしています。
府警によると、7人は遊び仲間同士で、深夜から未明にかけ自転車で移動しながら、犯行を繰り返していたとみられます。
7人のうち1人が山科区内のコンビニで万引きをしたとして窃盗容疑で書類送検されており、窃盗事件の調べの中で無料通信アプリ「LINE」で「消火器のやつな絶対に誰にもゆーたあかんで!」と通信した履歴がみつかりました。
<産経新聞 4月20日(月)17時3分配信より>
無料通信アプリ「LINE」の通信履歴が証拠となり、消火器噴射事件の容疑者が見つかりました。
電話(盗聴)、メール、ホームページ、ツイッター、LINEと様々な通信手段から犯罪の証拠や手がかりが見つかるます。
住民への聞き込みで直接話しを聞く、手がかりを探す、証拠を集めるという従来からのやり方に加え、インターネット等による検索や情報解析なども犯罪捜査の有効な手段となっているようです。
犯罪者によっては自分が行った犯罪を自慢げに人に話す者もいます。
悪ぶって人から一目置かれたいという勘違いでしょうが、その方法としてLINEというのは絶好のアイテムでしょう。
特に高校生、大学生などの若者の間での使用率というのはかなりの高さです。
スマートフォンを操作している時間が一日十何時間という人が珍しくないというテレビを見ましたが、一日二十四時間中、起きている間はほとんどスマートフォンに触れている状態です。
人間が操作しているというよりスマートフォンに操作されているようにも見えて恐ろしい気がするのは私だけでしょうか?