防犯ブログ

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2015年10月02日 生活費のために 夫婦で蛇口窃盗112件

水道の蛇口を繰り返し盗んだとして、40歳の無職の男が逮捕・送検されました。

逮捕・送検された男は5月、福岡県志免町の公共施設で、屋外に設置されていた水道の蛇口を盗んだ疑いなどです。
警察は合わせて112件の窃盗事件を確認し、共犯とみられる内縁の妻(39)も書類送検しました。

男らは「生活費のためにやった」などと容疑を認めています。
<テレビ朝日系(ANN) 9月29日(火)18時38分配信より>

水道の蛇口を1個売るといくらになるのでしょうか?
仮に100円で買い取ってもらえたとして、112件で1万円余りです。

盗むことができる蛇口を探す労力と時間を考えると割に合わない犯罪のように見えます。

犯罪件数が増えると、件数に比例して自分が捕まる危険性も増えます。

少ない件数で大きな利益をあげる事を目指すのが自然な考え方です。
そう考えると、この泥棒夫婦はあまり賢いとは言えません。

ただ、被害金額は小額ですが、水道の蛇口が盗まれると水道が使えなくなり、被害者にとっては金額以上の損害を与えることになります。
泥棒は金目の物、高額な物ばかりを狙うとは限らない訳です。

守る側はその点も踏まえて対策を考えなければなりません。

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