防犯ブログ
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2015年12月18日
中国 食用で犬900匹を盗んだ窃盗グループ逮捕
1日、大河報によると、中国河南省でこのほど、広範囲にわたって犬の窃盗を繰り返していた窃盗グループが逮捕されました。
2015年12月1日、大河報によると、中国河南省でこのほど、広範囲にわたって犬の窃盗を繰り返していた窃盗グループが逮捕されました。
半年あまりで900匹以上を盗んだと供述しています。
その犯行の手口は、自らが飼う犬を使って農村部で放し飼いされている犬をおびき寄せるというもので、集まった犬に薬物を混ぜた餌を与えて動けないようにし、高圧電流が流れる装置を使ってその場で処分するなどしていました。
窃盗に直接関わった容疑者2人は警察の追跡から1度は逃げ切りましたが、約1カ月後に逮捕され、取り調べに対して「盗んだ数が多すぎて自分たちで犬の肉を売る時間がなかった」と供述。
2人から犬を買い取った業者もすでに逮捕されており、「肉の多くは食堂や火鍋店に売った。肉を食べた人が中毒を起こさないかと考えると不安になる」と話しています。
<Record China 12月3日(木)15時27分配信より>
犬を愛している人からすれば許されない窃盗グループの手口でしょう。
また犬を食べ物としてみていない日本においては、食べる目的で犬を盗むという行為自体が理解しがたいと思います。
中国で犬を盗みつくすと今度は日本での犯行を考えるかもしれません。
野良犬が減ってもそれほど影響はないかもしれませんが、泥棒は野良犬と飼い犬を区別して盗むとは思えません。
盗みやすいものを効率的に大量に盗む方法・手段を重視するでしょう。
食肉ですから、生死は問わない荒い手口をとる可能性もあります。
日本は関係ない、海外の出来事だからとは言い切れないでしょう。