防犯ブログ
- 窃盗
2016年01月26日
救急車搬送中 隊員が患者の財布盗む?
去年11月、救急車で搬送中の男性から財布を盗んだとして、川崎市消防局の救急隊員の男が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、川崎市消防局の消防士長(38)。
警察によると男は、去年11月の勤務中、救急車で搬送していた男性から現金1万2000円などが入った財布を盗んだ疑いがもたれています。
当時、被害者の男性は酒に酔って自力で歩けなくなり、119番通報して、救急車で搬送されていましたが、その後、財布がなくなっていることに気づき、ポイントカードが使われていることがわかったため警察が捜査したところ、男が浮上したという。
警察の調べに対し、男は「財布は拾ったものだ。盗んでいない」と容疑を否認しているという。
<日本テレビ系(NNN) 1月14日(木)15時45分配信より>
救急隊員が患者の搬送中に窃盗行為を行ったというのは非常にショッキングです。
うかつに救急車に乗ることもできません。
救急車の中にも防犯カメラ設置を検討しなければいけないのでしょうか。
適切な治療が行われたかどうかを知る権利があるなど、患者側の権利は強くなり、病院側がそのことを証明しなければならない時代はもうすぐでしょう。
欧米などでは高額の医療訴訟は珍しくありません。
病院に弁護士何人も待機し、事故に遭った被害者に自分を売り込むという国もあるぐらいです。
日本でも治療することが難しい、現場の状況が厳しい場合、患者の受け入れを拒否することもあるといいます。
病院をたらいまわしにされ、結果亡くなったというニュースを目にすることがあります。
病院側も患者側もお互いに恐れて、けん制し合っているような感じです。
ただ、専門的な医療知識がない人が多いなかで、医療の世界はまだまだ医者、病院側の力が強いように感じます。
「先生」という尊称で呼ぶことが一般的な世界ですから、どちらが強いかと言えば、医者、病院側でしょう。
言った・言わない、やった・やっていないなど、一方の言い分が一方的に通るのは不公平です。
それを第三者が客観的に判断するためにも、防犯カメラなどの機械による正確なサポートが必要です。