防犯ブログ
- 放火・火災
2016年03月18日
4人の消防隊員が火災現場からテーブル盗む
千葉県いすみ市の消防隊員が火災現場の住宅からテーブルを盗んだとして、消防本部が警察に届け出ていたことがわかりました。
夷隅郡市消防本部によりますと、いすみ市の大原消防署の男性消防隊員4人は、火災で全焼した住宅のベランダから去年12月、石でできた直径90センチのテーブルの天板を盗んだということです。
4人は強風であおられていたトタン屋根を固定するため、火災後に放置されていたこの住宅に出動。
作業を終え、一旦は消防署に戻りましたが、テーブルを盗むために消防車で再び現場に戻っていました。
消防本部は1日、窃盗にあたるとして警察に届け出ましたが、4人のうちの1人は、「どうせ捨てるからもったいないと思った」と話しているということです。
<TBS系(JNN) 3月2日(水)13時37分配信より>
消火活動を終え、一旦消防署に戻り、そのあと再びテーブルを盗むために現場へ、しかも消防車を使って戻ったという消防隊員4人による窃盗です。
どうせ捨てるからもったいないということで現場から持ち去った、盗んだということです。
捨てるかどうかは被害者の考え次第です。
ただ捨てるまでは被害者の所有物です。
他の人が勝手な判断で持ち去るのは、窃盗、犯罪となります。
消防隊員が消防車を使ってそのような行為をすることはさらに問題だと思います。
市民の税金を使って運営している消防署の隊員がそのような意識・認識では困ります。
捨てるだろうから処分したのと、捨てるだろうからもったいないのでもらったでは全然話が違います。
公務員など市町村や国のために働く立場の人々には他の職業とは別の倫理観のようなものが望まれても仕方がないとは思います。