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2017年03月31日 住まいの防犯対策を意識している人は7割 東京新橋

日本は治安が良いといっても、それは他の国に比べてのこと。泥棒はいるので、しっかりした防犯対策は欠かせない。
ところが、実際に普段の生活で防犯対策を意識している人は、およそ3割しかいないことが、ドルマカバジャパン(横浜市)が東京の新橋で30代以上の男女100人に聞いた「住まいの防犯対策に関する意識調査」で明らかになった。

意識はしていなくても、7割以上の人が防犯対策を行っているようで、何もしていないのは27人。
具体的には「入り口がオートロック式の住居を選んでいる」人が48人でトップとなり、2位は「個人情報の取り扱い」で24人だった。なお、住まいを選ぶ際に防犯を重視した人は57人と半分以上となっている。

防犯対策のイメージとしては、「何をすればいいかわからない」と「防犯対策しても効果があるか不安」がツートップに。防犯対策にかけるお金は、1万円以下が58%、3万円以下が30%と、あまりお金をかけていないようだ。

防犯意識が上がるタイミングはいつか? という質問には、「実際に自分が事件・被害にあった時」(72人)、「近所で事件・被害が発生した時」(58人)が多かった。でも、被害に遭ってからでは遅い気もするのだが...。
<オーヴォ 3/8(水) 13:42配信より>

東京の新橋で男女100人に聞いた調査からですが、地域差はあるでしょうが人数を増やしても同じような結果が出るのではないでしょうか。

防犯対策を意識する人は多いですが、具体的に何をしたら良いか分からない人が多く、また、お金もそんなには掛けられないということが分かります。

また、防犯意識が上がるタイミングは、実際に自分が被害者になってしまった時、近所で事件が発生した時と犯罪を自分が感じた時のようです。
普段は自分が犯罪に巻き込まれるということは少ない、ないに近いだろうと思っている人がほとんどだと思います。(私自身も自分が犯罪被害に遭うことがなかなか想像できません)

ただ、記事の最後にありますように、被害に遭ってからでは遅い気がするというのも事実でしょう。
例えば、窓ガラスが割れたとか、財布から数万円現金が盗まれた、「しまった」という程度でおさまれば良いですが、殺人事件や後で障害が残るような事件に巻き込まれた場合はもう遅いと言えます。

どんな犯罪に巻き込まれるか事前に知ることができれば、それに応じて対策を講じることができます。
あの程度の犯罪なら何も対策しなくても良いか、というのも選択の一つです。
しかし、実際には何が起こるか未来のことは誰にも分かりません。

発生する危険性は低くともお金や時間を掛けてしっかりとした防犯対策を行うのか、それとも発生する危険性が低いから何も被害に遭わないことを祈るだけか、もしくはお金を掛けずともできる最低限の対策を自分なりに行うか。
どれを選択するかは自分達の判断になります。

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