防犯ブログ

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2017年06月02日 学食の席取り用かばん盗まれる 50件被害総額100万円


 大阪大(大阪府豊中市)や関西大(同吹田市)などの学生食堂で、学生が「席取り」のために置いていたかばんから財布を繰り返し盗んだとして、兵庫県警東灘署は22日、大阪市淀川区新北野3、無職、鈴木孝二被告(29)=公判中=を窃盗容疑で神戸区検に最終送検したと発表した。被害は約50件、総額約100万円に上る。

 容疑は2015年11月~今年1月、阪大(27件)▽関大(21件)▽甲南大(3件)▽大阪教育大(2件)の学生食堂で置き引きをするなどした。

 同署によると鈴木被告は阪大の卒業生で、「自由に出入りできる場所で盗みやすかった」と容疑を認め、盗んだ金は生活費に充てていたという。
<毎日新聞 5/22(月) 20:45配信より>


誰もが自由に出入りできる場所で盗みやすいというのは泥棒が好むポイントの一つです。

その大学の卒業生ということで地理的にも詳しく、また、学生が席取りのためにかばんを置いていることもよく知っていたのでしょう。

座席数に対して利用者の数が多いと、このような席取りのためにかばんなどの荷物を置くことがよく見られると思いますが、それを狙う犯罪者がいるということも知っておくべきです。
かばんに変わるもっと価値の無い何かに変えるか、別の方法を考えた方が良いでしょう。

施設側、管理側から見れば、防犯カメラを設置していれば、このような人の目を気にする犯行を防ぐことができると思います。

防犯カメラによる監視社会等うんぬんを言われることが増えてきていますが、置き引きや万引きという犯罪に対しては間違いなく抑止効果があります。
ここはやめたよそにしよう、そう思わせるだけでも効果的です。

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