防犯ブログ
- 窃盗
2017年07月14日
別荘から貴金属30点盗難 1700万円の被害
24日午後5時ごろ、滋賀県高島市新旭町饗庭の別荘で、室内にあった腕時計やネックレスなどの貴金属品類計約30点(1750万円相当)がなくなっているのを外出先から戻った別荘の使用者で、飲食店経営の男性(69)=石川県七尾市=が見つけて110番通報しました。
高島署が窃盗事件として調べています。
同署によると、別荘の窓が開けられ、何者かが侵入した形跡があったという。
24日午前11時ごろ、男性の友人が別荘から外出してからは無人だったという。
<6/25(日) 8:39配信 京都新聞より>
基本的なことですが、別荘のような常に人がいない場所には高価な貴金属類を置いておかないようにすべきでしょう。
仮に金庫や頑丈なケース等に保管されていても、無人の時間帯が長い訳ですから、一旦敷地内、建物内に侵入さえしてしまえばゆっくり時間をかけて犯行を続けることができます。
また、被害の発覚は、次に現場へ人が行った時になることもありますから、そうなると犯人逮捕の可能性が低くなることもあるでしょう。
防犯システムは侵入者対策として、防犯カメラは窃盗の抑止力として効果があると思いますが、金品を置いていない建物だけの対策にお金を掛けるというのも抵抗があるかもしれません。
ただ、建物の値段というのは土地を除けば最も高価な財産の一つとも考えられます。
建物が傷付けられたり、汚されたりすればそれらを修繕、清掃するのは大変です。
ガスや電気、水道等が破損すればどれぐらいの費用がかかるのでしょうか。
外部からの侵入対策を行っていないということは、それらが危険に晒されている可能性が高いということです。
何も盗られる物はなくても、傷付けられると困る物はたくさん存在しているのです。