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2017年11月24日 庭先の植木鉢がなくなる被害 防犯カメラに犯人映る

庭先に置かれている"あるもの"が突如なくなるという不思議な出来事がここ10年にわたって相次いだ町があります。犯人は防犯カメラで御用となったのですが、その"あるもの"とは、そしてその動機とは・・・

今年6月に防犯カメラが捉えた映像です。まだ夜が明けきらない午前3時45分ごろ、雨が降りしきるなか、カッパを着て自転車に乗った人物が現れました。すると、次の瞬間・・・。目の前にあった何かを手に取り、荷台に載せます。そして、そのまま立ち去っていきました。

 「盗難の被害にあったのは、店先にたくさん並んでいた植木鉢の1つでした」(記者)

 「ちょうど見ごろやなって時に盗っていく。これは、ほとんどなくなってもうた」(盗難被害にあった男性)

狙われたのは店先に置かれた「植木鉢」でした。被害を訴えるのは、この男性だけではありません。滋賀県近江八幡市のこの住宅街では、10年ほど前から「植木鉢が突如なくなる」という出来事が相次いでいたのです。

 「隣が盗られて、僕が盗られて、向かいの家が盗られた、順番に。手塩にかけて育てたのに持って行かれたので、ショックはショック」(被害にあった人)

続出する盗難被害に、住民らは回覧板で注意を呼びかけるなど、対策に乗り出していました。

 「植木鉢の盗難被害が発生しております。玄関先の設置に十分なる、ご注意をされますようにお知らせいたします」(自治会が作成した回覧)

しかし、被害が止まらず、先ほどの男性の店では今年6月に、気付けば10個の植木鉢がなくなっていました。

 「この辺も結構置いてたんですけど、どんどん減っていって。減っていっては買いに行って、また減ってという。いたちごっこだった」(被害にあった男性)

そこで防犯カメラ映像を確認したところ、犯行の様子が写っていたのです。

 「結構慣れた感じですよね。(重たいので)最初は車で盗みに来ると思っていたけど、『自転車かい』って、びっくりしましたね」(被害にあった辻貴史さん)

この映像が決め手となり、近くに住む男(76)が窃盗の疑いで逮捕されました。動機は「花が好きだから」でした。

 「植木が好きやったね。花を育てているとか、どういうふうに育てたらいいかを話していた。ちょっと考えられないね」(近所の人)

取り調べに対し、男は「10年ぐらい繰り返して盗んだ」と話しているということです。(16日18:00)
<10/16(月) 20:02配信 TBS News iより>


原因が分からないのに物が無くなる、盗まれる、壊される、という被害が発生したら役に立つのが防犯カメラです。

対象となる物に対して防犯カメラを映し、映像として残していれば、被害に遭った後に映像を確認すれば犯人が分かります。

犯人は人とは限りません、動物が持ち去ることや、突風などの自然災害で被害に遭うこともあります。

いずれにせよ原因究明に役立つとともに、人の手による犯行の場合は犯人特定や証拠としても活用できます。


テレビ番組で防犯カメラが捉えた衝撃映像というような番組がシーズンごとに特番として放送されます。

そこでは防犯カメラの映像を面白おかしく紹介していますが、防犯カメラなくしては番組は成立しないほど重要です。

またその認識が世間的にも広く知れ渡り、ほんの十年程前より防犯カメラを設置することは珍しくなくなりました。


防犯カメラはとても役に立ちますし、犯人に犯行を思い留まらせる抑止効果もあるのですが、犯行を阻止する、被害をゼロにすることはできません。
物が盗まれる、壊されることは防げないということです。

これを阻止するには物が盗まれる、壊される前に働くシステムを導入するしかありません。
防犯センサーが働くと威嚇音を鳴らし、周囲に犯行を知らせ、それ以上の犯行継続をできなくする、即座にその場から逃げ出さざるを得なくするのです。

どちらの方が優れているということではなく、要は何が目的かということです。

理想を言えばどちらも導入すると非常に防犯力の高い環境になります。
ただ、かなりの費用が掛かりますのでそこはお客様の判断になります。

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