防犯ブログ
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2018年02月23日
NFLスター選手宅に泥棒 スーパーボウル出場中の犯行
2月6日、米ミネソタ州で4日に開催された米ナショナルフットボールリーグ(NFL)の王者を決めるスーパーボウルに出場したペイトリオッツのスター選手、ロブ・グロンコウスキーさんが、不在にしていた週末に自宅に泥棒に入られる被害に遭った。
警察が6日明らかにした。
[ボストン 6日 ロイター] - 米ミネソタ州で今月4日開催された米ナショナルフットボールリーグ(NFL)の王者を決めるスーパーボウルに出場したニューイングランド・ペイトリオッツのスター選手、ロブ・グロンコウスキーさん(28)が、不在にしていた週末に自宅に泥棒に入られる被害に遭った。警察が6日明らかにした。
フォックスボロ警察のウィリアム・ベーカー署長は「グロンコウスキー氏の住居に昨夜、泥棒が侵入した。誰であろうとこういった犯罪の被害者になるのは不快なことだ」と語った。
また、「スーパーボウルでの敗戦のあと、家に帰ったら犯罪の被害者になっていたというのはつらい組み合わせだ」と付け加えた。
フィラデルフィア・イーグルス対ペイトリオッツの対戦となった今年のスーパーボウルは、イーグルスが昨年覇者のペイトリオッツを41─33で下し、初優勝を飾った。
ボストン・グローブ紙は、警察の通信記録を基に、複数の金庫や銃などが盗まれた可能性があると報じた。ベーカー署長はコメントを拒否した。
ペイトリオッツのスポークスマンのコメントも得られていない。
他の多くのチームメート同様、グロンコウスキーさんも、ホームスタジアムのジレットスタジアムがあるボストン郊外フォックスボロに居を構えている。
<2/7(水) 13:00配信 ロイターより>
世界的なスポーツの大イベントスーパーボウルに出場中の選手宅を狙った泥棒の犯行です。
お金持ちのスター選手のニュースだから自分は関係ないと思った人は多いと思いますが、このように自分のスケジュールを泥棒に知られていたら犯行がやりやすくなることは間違いありません。
まして独身や一人暮らしであることが分かっていれば、外出時は自宅は無人ということですから、あとはいかに家の中に侵入するかという問題だけです。
インスタ映えという言葉が昨年の流行語の候補にもなるように、若者の間ではインスタグラムやツイッター等のSNS利用率が非常に高くなっています。
自撮りした写真とともに、今、自分がどこに、誰と居て、何をしているかを世界中に配信しているという一面もあります。
これは角度を変えれば非常に怖いことのように感じます。
また、プロフィールに自分が住んでいる地域名や行きつけの店の名前等を記載すれば、その情報からある程度の住所が分かってしまう可能性もあります。
泥棒が犯行する際の最大のポイントが無人であるということです。
建物内に人が居ても深夜等寝静まったところを狙う泥棒もいますが、誰も居ないことが一番良いのは明らかです。
人が居る場合、泥棒と出くわしてしまう可能性があるからです。
顔を見られる、捕まえられる、逆に怪我をさせてしまうなど、本来の目的である金品の強奪以外の不確定要素が増えてしまいます。
無人でなければ泥棒に入られる可能性は低くなりますが、ずっと家に誰かが居るわけではありませんし、それを維持することは難しいです。
それを補ってくれるのが、防犯カメラやセキュリティシステムの存在です。
無人でもきっちり監視、警戒、威嚇し、泥棒が好きなように行動できなくなるように制限します。