防犯ブログ
- 侵入手口(マンション)
2018年04月27日
アパートの元住人が合鍵で侵入し窃盗
岐阜県警可児署は8日、住居侵入と窃盗の疑いで、可児郡御嵩町古屋敷、派遣社員の容疑者の男(28)を逮捕した。
逮捕容疑は、昨年10月19日午後7時40分から20日午前5時40分ごろまでの間、男性会社員(20)が当時住んでいた同町のアパートの部屋に侵入し、乗用車のエンジンキーを盗んで駐車場から男性の妻(19)の乗用車など(時価計約42万円)を盗んだ疑い。
署によると、容疑者は昨年5月ごろまでこの部屋に住んでおり、合鍵を使って玄関から侵入。
車には男性の妻の財布があり、盗んだ車で近くの現金自動預払機(ATM)に行き、現金を引き出そうとしたという。昨年10月20日朝に帰宅した男性が車の駐車場所が違うことに気付き、署に通報した。「盗んでいない」と容疑を否認している。
<3/9(金) 8:07配信 岐阜新聞Webより>
賃貸や分譲に限らず、新居を下見する際は、この部屋の鍵は前の住人が退去した後に交換したかを確認することが必要ですね。
そうでないと今回の事件のように前の住人が持っていた合鍵を使って今の住人の部屋に侵入する可能性があるからです。
鍵を全て返却していた場合でも複製している可能性はありますので交換してしまう方が安心でしょう。
オーナーさんによっては鍵の交換費用を惜しんで交換しないところがあるかもしれません。
もしくは通路や共用部に防犯カメラを設置し、不審な行動をすると映像に記録されることを日頃から住人も含めてアピールすることで犯行の抑止力になる可能性が高くなります。
前の住人が合鍵を使って侵入するような犯罪は、未然に防ぐことが可能な犯罪と言えます。
防犯意識が高い住人や地域であれば犯罪自体が発生しなかったかもしれません。