防犯ブログ
- 窃盗
2019年03月22日
工場から部品1100点665万円相当盗まれる 出入業者逮捕
滋賀県大津市にある東レの工場に侵入し、機械部品1100点665万円相当を盗んだとして、出入していた48歳の配管工の男が逮捕されました。
窃盗と建造物侵入の疑いで逮捕されたのは、大津市の配管工の男(48)です。
警察によりますと、男は去年9月から先月にかけて大津市の「東レ滋賀事業場」に侵入し、ポリマーフィルターと呼ばれる不純物をろ過する機械部品など約1100点665万円相当を盗んだ疑いがもたれています。
男はこの工場の出入り業者で、警察の取り調べに対して、「間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察は共犯者がいる可能性も含めて捜査を進めています。
<2/18(月) 19:10配信 MBSニュースより>
工場の出入業者が機械部品1100点665万円相当を盗んだという事件です。
部品の大きさ等は不明ですが1100点も盗まれたというのは大変なことです。
数ヶ月間に渡って少しずつ盗み出したということでしょうが、その部品の在庫管理等がどのように行われていたのかも疑問です。
盗まれたことにも気付かなかったというなら大問題です。
一般的な事務所や店舗においても、出入業者や仕入先、配達業者などが自由に出入りところは多いと思います。
言い方は良くありませんが、その人たちの誰かが良からぬ考えからその事務所や店舗内の備品や金庫、社員の私物等を持ち出そうとしたら、それを阻止することは難しいのではないでしょうか。
泥棒などの犯罪者、招かざる客の侵入を阻止するには物理的な防止策をとることで対策できますが、彼らは招かざる客ではなくこちらが招いている客ですから侵入を阻止すると色々と支障が出てきます。
侵入は阻止せず、犯行だけを防ぐ対策が必要です。
防犯カメラは犯行の抑止力にはなりますが、犯行自体を防ぐことにはつながらない場合があります。
建物や部屋の入退出の履歴確認は効果があるでしょうが、これも絶対ではありません。
様々な対策を併用し、ここはセキュリティがしっかりしている、仮に盗み出すことができても後で自分の犯行だと確実にばれてしまうと相手に思わせることで犯行を行わせないようにすることでしょう。