防犯ブログ

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2019年04月04日 埼玉県川口市 小学校へ防犯カメラ導入

川口市は公立の幼稚園(2園)と小学校(52校)の校門や昇降口などに防犯カメラを導入する。今年11月までに1校当たり5台程度を設置し、園児や児童の安全を確保する。市によると、保護者や学校、地域住民らからの要望が強かったことから、導入を決めた。

市は平成31年度当初予算案に、防犯カメラの設置事業費として1600万円を計上した。5年間のリース契約とする。

防犯カメラは校門に必ず取り付けるが、それ以外は各園・学校と協議の上、設置場所を決める方針だ。基本的には昇降口など人の出入りが多い場所や、死角となる場所に設置する方向だという。

担当の市教育総務課は「これまで校舎の耐震化、普通教室のクーラー設置を先行して進めてきたが、ようやく防犯カメラが設置できるようになった」と語り、「不審者の侵入などの抑止にもつながる」と話している。

市内の中学校(26校)は32年度に設置する予定だ。市によると、公立学校への防犯カメラの設置は、さいたま市や越谷市などでも導入しているという。
<3/7(木) 7:55配信 産経新聞より>


ニュースのコメントにもありましたが、学校に防犯カメラをつけることでいじめ問題の対策にもなりうるかもしれません。
教室や体育館などに防犯カメラをつけることで、少なくとも露骨な暴力行為などのいじめは行いにくくなります。
仮に行ったとしても、それがいじめの証拠になりますから児童、保護者ともに安心です。

最近は生徒の方が教師に対して暴力を振るうケースもあります。(もちろん逆のケースもあります)
これも防犯カメラの抑止効果で未然に防ぐことができるかもしれません。

防犯カメラと現場の音声も確認できるようにすればさらに証拠として活用できます。


もちろん防犯カメラの設置台数は限られますから、カメラのない場所や映らない角度でいじめが行われれば意味がないという意見が出てくるかもしれません。
まずは試験的に導入し、いじめ数の減少や防犯効果があるかの検証を行うのが望ましいと思います。

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