防犯ブログ
- 防犯対策
2019年06月19日
ハイヒール・リンゴさん 旅行で家を留守にする時の防犯対策
SNSで自身の行動を気軽に発信する人が多い。だけど...ちょっとまって!リアルに発信すれば、それって自宅には誰もいないことを言っているのと同じ。悪意ある人に利用されれば、自分で"泥棒の手引き"をすることにも。
ハイヒール・リンゴもそれを危惧し、自身のインスタのアップは"事後"を徹底。自宅公開もNGとしている。
さらには旅行などで自宅を長期に留守をする場合には、万が一に備え"あること"をしている。その"あること"とは-。
◇ ◇
とある有名人の別荘で盗難がありました。「〇〇に行っている」「△△で××をしている」といったツイートをよくされてたようで、そのツイートは犯人に「絶対に家にいない時間」を教えてしまう事になってしまった。
防犯を完璧な程されていたようですが、窃盗団は更にその上をいったよう。
肝っ玉の大きい方なので「命を盗られなくて良かった」ともおっしゃっていましたが、命とまではいかなくても「盗られて良かった」物なんてない方が良いですよね。
私もインスタをやっていますが、旅ロケなどは必ず"終了後"にアップするようにしています。ロケ最中に報告すると長時間自宅にはいない事を教えてしまう。だから同行しているマネジャー自身のSNSにアップする場合も、"終了後"を徹底してもらうようにしています。
ネットに上げるときは、ぼかしやモザイクを入れる人が多いようですが、精通した人ならそれらを取り除く事もできる。
更に少し映り込んだものから場所の特定もできる。そしてそれらをパズルゲームの様に楽しんでいる人もまたいるんです。だから私は、自分のインスタではモザイクせずに、なるべく他のものが映り込まないようにしています。
テレビで自宅や間取りを公開されている方もいます。私も昔は公開していましたが、結婚後はNG派に。マネジャーなどからは「公開して、夢のある生活を後輩に見せてやってほしい」と言われる事もありますが、そんなに夢が見られる生活もしていませんって(笑)。
それに公開した自宅の間取りや、SNSでアップした行動や予定を組み合わせれば、自分にはそのつもりがなくても、泥棒を手引きする結果になってしまう。
プライベートな旅行で家を留守にするときは、現金や貴重品などは必ず預け「我が家の現金はこれだけです」と書いたメモと1万円を冷蔵庫のドアに貼って出かけています。というのも私のように、自宅に現金や貴重品を置かない主義の人が悲しいかな泥棒に入られたとき、めぼしいものが何もない事に泥棒が怒ったようで、嫌がらせに冷蔵庫の中のマヨネーズやケチャップなどを、箪笥の引き出しの中にすべてぶちまけられたという話を聞いたからです。帰宅後に気付いても、長時間付着した油分はなかなか取れず、引き出しの中の高価な着物や洋服はすべて破棄するはめに。防犯意識の高い方でしたのでそのショックは相当なものでした。
賃貸なら引っ越して気持ちを切り替える事もできますが、そうでなければその後しばらくは「またやられるのでは!」という呪縛に苦しむと聞きます。そんな話をしていたら旦那さんが「1万円じゃ少なくない?」と言い出したので、今、メモ書きの横に貼る現金の金額アップも検討しています(笑)。
<5/19(日) 14:00配信 デイリースポーツより>
我が家の現金はこれだけです、と書いたメモと現金を置いておくのはお金を掛けない場合の面白い対策だと思います。
泥棒にもよるでしょうが、1万円で我慢しておくかとそのまま出て行ってくれる可能性があり、それ以上家の中が荒らされる危険性が低くなるという狙いがあるのでしょうか。
1万円の盗難被害の他に、家の中に侵入する際、扉や窓ガラスなどが破壊される可能性が高いでしょうからそれらも含めた被害で収まるかもしれません。
泥棒に被害に遭わないための対策と万が一遭ってしまってからの対策、これはとても重要なことです。
仮に被害に遭っても被害を最小限に抑える、これは我々の自主機械警備システムの考えと同じです。
被害を100%完全に防ぐことはこの世界では不可能です。
しかし、100%に近づけることは可能です。
そのための事前の防犯対策です。