防犯ブログ
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2019年07月12日
マンションの受水槽で泳ぐ動画に非難殺到
マンションの受水槽の中で若い男が泳いでいる様子の動画がツイッター上で紹介され、物議を醸している。
住人の飲み水に使われているといい、マンションのある福岡県内の自治体が調査を始めた。
■「気持ちいい?」「めっちゃ、気持ちいい」
受水槽の中にカメラが向けられると、上半身裸で黒いパンツ姿の男が水の中に立っている。「気持ちいい?」。受水槽の周囲にいた別の男がこう呼びかけると、中の男は、「めっちゃ、気持ちいい」と満面の笑顔だ。
右手でピースサインを示すと、受水槽の中で泳ぎ始めた。周囲にいた男が「受水槽の中で泳いでま~す」と言うと、笑い声が起こった。
この15秒ほどの動画は、短編動画サイト「TikTok」に投稿された。その後、2019年6月9日になって、ツイッター上に転載されて、迷惑行為だと非難され、注目が集まった。
転載動画は、12日夕現在で100万回以上も再生されており、様々な声が寄せられている。
「これは悪質だな」「自分の欲求を満たすことしか考えれてない人ですね」「消毒とか下手すりゃ交換とかになれば凄い金がかかるぞ」などと手厳しい声が次々に上がった。
一方で、男らが設備業者のようにも見える情報もあったことから、「清掃の水抜く前で、これから掃除するからOKとかそういう理屈か」といった指摘も出て、真相はよく分かっていない。動画が投稿されたTikTokのアカウントは、12日夕現在で非公開になっている。
受水槽で泳ぐというのはあまり前例のない行為だが、過去には、兵庫県宝塚市内で2014年、少年計5人が水道施設の貯水槽でゴムボートを浮かべて遊泳したとして、建造物侵入と水道汚染の疑いで逮捕され、その後に家裁送致される事件があった。今回、男らが泳いだのは、住人が飲む水だったとしたら、同様な容疑がかけられる可能性もありそうだ。
6月12日放送のテレビ朝日系「モーニングショー」によると、男が泳いだ受水槽のあるマンションは、賃貸タイプで2018年9月に入居が始まった。現在は満室状態で、20世帯が暮らしているという。このマンションのオーナーは、管理会社と今後対策などを話し合い、防犯カメラの設置なども検討していると、番組の取材に答えたとしている。
マンションのある福岡県内の自治体は6月12日、上下水道課の担当者がJ-CASTニュースの取材に次のように答えた。
「現在、情報を集めて確認作業をしており、はっきりしたことは言えないです。受水槽なら、水道水をためて飲み水などになり、汚れたら、水を捨てて消毒することになると思います。このような前例はありませんので、対策などは今後検討していきます」
<6/12(水) 18:42配信 J-CASTニュースより>
マンションの受水槽の中で泳いでいる動画が問題になっています。
このような動画をSNSにアップする人は、コンビニや飲食店で不衛生で不適切な行為の様子をSNSにアップし、そして炎上している事件のことを知っているはず、一度は目にしているはずです。
にもかかわらず、注目を浴びたいからなのか自ら撮影し、そしてアップし、同じように非難を受ける結果となっています。
自分がこうすれば、こういう状態に変わり、そして結果こうなる、という三手一組、三手先を読むことができない人が特に若い人に増えているような気がします。
将棋はこの三手一組の読みが基本の一つです。
まず自分が指して、相手が指す、そしてもう一度自分が指す、この繰り返しですが、三手一組が読みの最小単位で、これを五手、七手と増やしていくことで、先の局面まで読むことができるようになります。
プロ棋士が何十手、何百手先まで読めるというのは、この三手一組をずっと先まで読むことができるからです。
この読みは相手があってのことです。
自分の都合の良い内容ばかり、自分勝手な読みばかり行っても意味がなく、たちまち2手目の相手の対応が違ってくると全然違う局面になってしまいます。
将棋がなかなか上達しない後輩を教えていたときのことを思い出しますが、この自分勝手な読みを何度も繰り返していました。
相手のことを考え、そして自分が行動する、これはその場の空気を読むことにもつながります。
防犯とは関係のない話ですが、ぜひ若い人には将棋をすることをお勧めします。
単に頭を使うだけでなく、相手の思考パターンが分かったり、自分の考え方が変わったり、色々と役に立ちます。
将棋が強い人は頭が良いことを実感します。
頭が良いというのは学校の勉強が出来るということではなく、賢いという意味で感じます。