防犯ブログ
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2019年08月09日
沖縄 川に自転車投げ捨て11台引き揚げる
沖縄県那覇市の沖縄都市モノレール県庁前駅付近で久茂地川に自転車が投げ捨てられていることが5日までに確認された。
同日午後、川を管理する県が11台を引き揚げた。チャイルドシートが付いた比較的状態の良いものや前輪がパンクしたものなどがあった。
駐輪場に止められていたとみられる。
那覇市は捨てられた自転車を駐輪場近くに戻し、持ち主が現れない場合は約3カ月後をめどに違反を通知するシールを貼って撤去を求める。
従わなかった場合は道路法に基づき、市が回収し車体番号を告示する。
その後も持ち主が現れない場合は半年後に処分する方針。
市は自転車の持ち主に二重ロックなどの対応を呼び掛けている。
4月にも同駅の駐輪場にあったとみられる20台超の自転車が久茂地川に投げ捨てられる問題が起きた。
那覇署は引き続き、器物損壊や窃盗の容疑での立件を視野に捜査を進めている。
<7/6(土) 10:30配信 沖縄タイムスより>
沖縄県那覇市の川に投げ捨てられた自転車11台が引き揚げられました。
川や池の水を抜くテレビ番組が人気ですが、4月にも20台以上が引き揚げられたということですから不法投棄が頻繁に行われている場所のようです。
自転車が捨てられる原因としては、廃棄にお金がかかること、そして自転車の販売価格の低下により買い替えるのが手軽になったことがあると思われます。
私が幼少のころは自転車の販売価格も高く、紛失した時(盗難被害に遭った時)はずいぶん叱られたものです。
なくなったからといってすぐに代わりのものを買ってもらえるようなものではありませんでした。
今は普通に1万円以下の自転車が出回っています。
自転車が古くなり、廃棄料を払うことを考えたら、どこかに捨て、そして新品を買った方が得だと考える人がいるのでしょう。
捨てた自転車が発見されると、防犯登録の関係で誰が所有者か分かってしまいます。
ただ、それも捨てたのではなく盗まれたものだと言えば何とでも言い訳にはなります。
物を廃棄する・処分する費用を本人が負担する、自転車の価格が下がる、どちらも一般的には良いことだと思いますが、悪影響を及ぼす面もあるということです。
不法投棄防止策として、現場に防犯カメラや注意のメッセージを流すなどが考えられますが、電源の問題やそこまでお金をかけることへの抵抗もあるでしょう。
ボランティアの方が不定期にパトロールをするなど地域住民の協力は不可欠です。