防犯ブログ

  • 自動車盗難
2019年08月02日 リレーアタック窃盗事件で愛知県警が電波実験

車の「スマートキー」の電波を中継して誤作動させる「リレーアタック」と呼ばれる手口で高級車が盗まれた事件で、愛知県警が押収した機器を使って実験したところ、電波の中継から約10秒でエンジンを始動できたことが4日、捜査関係者への取材で分かった。

県警はごく短時間に盗まれたとみて、専門家に機器の鑑定を依頼するとともに、窃盗容疑で逮捕した会社役員の男(47)=名古屋市中区=と無職の男(52)=岐阜県多治見市、窃盗罪で起訴=が入手した経緯を調べている。
<7/4(木) 21:55配信 共同通信より>


最近話題のリレーアタックの手口で、愛知県警が実際に電波実験を行ったというニュースです。

実験したところ、実際にエンジンを始動できたようですからこれは新たな手口として流行する恐れがあります。

実験を行った警察関係者が電波の専門的な知識を有していたかどうかは分かりませんが、もし知識のない者が簡単にできてしまったのであればさらに問題で、機器が入手できれば誰にでも簡単に実行できてしまう可能性もあり、今後手口として広まる可能性があります。

家の中に車のキーを無造作に保管した状態では電波が外部に漏れ、リレーアタックが行われる危険性があるのであれば、車のキーを専用のケース等に収納し、電波が漏れないよう状態を作らなければなりません。
今後はそのような商品が多数出てくるかもしれません。

電波のように目に見えないものに対してどうこうするというのは非常に難しいことです。
電波測定器のような特殊な機械が必要になると、一般の人からすれば余計に対応が難しくなるでしょう。

加盟企業専用ページはこちら