防犯ブログ
- 侵入手口(店舗)
2019年08月16日
コメダ珈琲店で9店舗被害 同一犯の犯行か?
埼玉県川口市の「コメダ珈琲店」から現金およそ36万円などを盗んだとして、35歳の男が逮捕されました。県内ではコメダ珈琲店が狙われる窃盗事件が相次いでいて、警察が関連を調べています。
窃盗などの疑いで逮捕されたのは、埼玉県川口市に住む無職の男(35)です。
男は先月、川口市にある「コメダ珈琲店」に侵入し、現金およそ36万円などを金庫ごと盗んだ疑いが持たれています。
警察によりますと、男はバールでガラス戸を破ったうえで鍵を開け、侵入したということです。
取り調べに対して、男は「生活費のためにやった」などと容疑を認めているということです。
埼玉県内では去年12月から、コメダ珈琲店のあわせて9店舗が同じような被害にあっていて、男は「店の構造が一緒でやりやすかった」などと、他の事件についても関与をほのめかしているということです。警察は、男が同様の犯行を繰り返していたとみて捜査しています。(16日18:13)
<7/17(水) 0:09配信 TBS NEWSより>
チェーン店や同系列店で侵入窃盗被害が発生した場合は、被害に遭っていない店舗の防犯対策、体制などを見直す必要があります。
今回の犯人のように、店の構造が同じであったという理由から、1度の成功事例をもとに、別の店舗を狙って犯行を繰り返す危険性があるからです。
我々のお客様でもチェーン店で被害に遭ってしまい、その後、軒並み別の店舗が狙われたということが過去にありました。
その後、全ての店舗の防犯対策を見直し、新たなシステムを導入したことで、以降被害に遭わなくなったという例もあります。
防犯対策をしているから安心、安全ではなく、もし破られたり、弱点があることが分かった場合は、すぐに見直し、改善、改良を行うことを常に考えておかなけれなりません。
犯罪者の手口は日々変化、進歩する可能性があります。
それに対する防犯対策も同様にしなければ追い抜かれてしまうことになります。