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2019年08月23日 給料日を狙った犯行? 従業員を縛り現金2000万円奪う

16日夜、千葉市の人材派遣会社の事務所に2人組の男が押し入り、従業員の手足などを縛ったうえ、現金約2000万円を奪って逃げました。

16日午後7時25分ごろ、千葉市花見川区幕張本郷のマンションの一室に2人組の男が押し入り、32歳と30歳の中国籍の女性従業員に刃物のようなものを突き付け、「おとなしくしろ。騒がなければ何もしない」と北京語で脅しました。そして男らは、ガムテープで女性従業員2人の口を塞いでパイプ椅子に縛りつけ、現金約2000万円を奪って逃げました。当時事務所内にはほかに人はおらず、女性従業員2人にけがはありませんでした。

警察によりますと、この部屋は都内に本社がある外国人向け人材派遣会社の事務所で、16日はこの会社の給料日だったため、派遣社員約300人分に渡すための多額の現金が段ボール箱に保管されていました。逃げた2人組の男はいずれも30代くらいで黒か紺の野球帽をかぶっていたということです。 警察は周囲の防犯カメラの映像を解析するなどして2人組の行方を追っています。
<7/18(木) 12:42配信 チバテレより>

給料を現金で支給している会社はどのくらいあるのでしょうか。

単純に一人何十万円ですから、従業員数が多いところほど金額が大きくなります。
今回被害に遭った会社では、派遣社員約300人分の約2000万円の現金が狙われました。
毎月決まった日にその金額分の現金を用意しているということですから、犯罪者にしてみればその日を狙えば2000万円を手にできるチャンスがあることになります。

普通は経理担当者が用意するでしょうから、そこをピンポイントで狙えば奪取する成功率が高まります。
逆に被害者側はそこをどのようにして守るかがポイントになります。
派遣社員の入れ替わりが激しい場合は、犯罪者側が事前に派遣社員として潜入し、そこで情報収集を行うことも考えられます。

業務形態の違いや振込手数料削減目的もあるかもしれませんが、現金での支給はリスクが高いため、避けた方が賢明でしょう。

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