防犯ブログ
- 防犯対策
2019年11月29日
女性率50%越えのネットカフェ 人気の秘密はセキュリティの高さ
昨年5月、名古屋市の漫画喫茶で利用客男性が刃物で襲われ、死亡する事件が起きた。23歳被告は被害者とは面識がなく、「物音がしてイライラが頂点に達し」と供述。被告には先月、懲役24年の判決が言い渡された。
漫画喫茶やネットカフェは怖い――改めてそう思った人もいるかもしれない。特に女性はそうだろう。ところが、女性の利用率53・3%という驚きのネットカフェがある。「ハイリーファイブカフェ」である。10月31日に5店舗目となる「渋谷BEAM店」がオープン。すでに満室の日も出ているという。
「通常、漫画喫茶やネットカフェのお客さまは8割が男性。一方、ウチは女性のお客さまが多い。最大の売りはセキュリティーの高さです」
こう言うのは、同カフェを運営する「ソーエキサイト」の西田将輝さん。一般的な漫画喫茶などの個室ブースは、完全個室ではない。だから他人の気配を常に感じるし、音の漏れも気になる。
一方、ハイリーファイブカフェは、すべての部屋がオートロックの完全防音個室。室内の音は外に漏れないし、室外の音に邪魔されることもない。実際、ドアを閉めると、廊下に流れる音楽も聞こえなくなった。シャワールームは共用だが、スタッフが頻繁に清掃。ドライヤーはもちろん、ヘアアイロンも完備で、女性にはうれしい。また、18歳未満は利用不可。
「目指しているのはホテルとネットカフェの中間。料金は3時間1500円、8時間2500円(ともに平日)など他より高め。ところがお客さまの声は『安い』。漫画喫茶などを怖いと敬遠していた方が、『ここなら安心』と思って来店されているようです」と西田さん。
最初はカップルで来て、次からは女性1人で......というケースはよくあるパターン。24時間いつでもウェブで予約でき、入退出もオートチェックイン&アウトが可能。漫画喫茶、ネットカフェとしての機能は当然バッチリで、漫画は2万5000冊以上、ドリンクやソフトクリームは無料だ。インスタ映えする「カスタムジャースイーツ」もオリジナルで作れる。
アラフォー女性記者。正直、ネットカフェ利用を考えたこともなかったが、この値段でこの快適空間なら、泊まりもアリ。いや、むしろ狭くて高いビジネスホテルよりいい。「ホテル代わりに使われる女性の方も結構いますよ」という西田さんの言葉に納得した。今後、終電を逃したら、ここだな。
<11/8(金) 9:26配信日刊ゲンダイDIGITALより>
ネットカフェの利用者は男性が多いというイメージですが、女性率50%越えの人気ネットカフェがあるようです。
料金は少し高めのようですが、最大の売りはセキュリティの高さということです。
すべての部屋がオートロックの完全防音個室で、シャワールームは共用ですが、スタッフが頻繁に清掃しているということです。
全て個室でオートロックというのは安心して利用できるのでしょう。
女性が女性を呼ぶという点もあるでしょう。
利用客に女性が多いと、他の女性も入店しやすくなります。
セキュリティという面でいえば、防犯カメラが共用部には設置されればさらに高まります。
個室内にカメラを設置するのは利用客が嫌がるでしょうから、客同士のトラブルが発生しやすい共用部に防犯カメラがあればさらに安心です。
今後セキュリティの高さを売りにしたネットカフェが増えてくるかもしれません。
また、終電を逃して一晩過ごすという目的だけでなく、休日に気分転換として利用する人も増えているようです。
ドリンクは飲み放題で、漫画本を一気読みしたい、ネット動画を静かに見たい、今後、マッサージやネイル、エステなどのサービスが増えてくると利用者は激増しそうです。
単に寝るだけのホテルと比べると、料金は安価でサービスは多様になると、ホテル業界にとって脅威になるかもしれません。