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2020年06月05日 新型コロナ休業の居酒屋 タブレット端末盗まれる

倉敷署は21日、新型コロナウイルスの影響で休業中の居酒屋からタブレット端末を盗んだとして、窃盗と建造物侵入の疑いで、岡山市北区、会社員の男(23)を逮捕した。

逮捕容疑は、4月11日午後11時ごろから5月20日午後9時半ごろまでの間に、閉店中の倉敷市内の居酒屋に入り口から侵入し、カウンターに置かれていた同端末1台(8万円相当)を盗んだ疑い。容疑者は系列店の従業員で「遊興費のためにやった」と容疑を認めている。

同署によると、被害に遭った居酒屋は、新型コロナの感染拡大防止のため4月12日から営業を自粛。国の緊急事態宣言の解除を受け、店舗再開のため5月20日に従業員が出勤した際、タブレット端末がないことに気付き、被害届を出した。

岡山県警によると、倉敷市内では営業自粛中の飲食店や商業施設を狙ったとみられる窃盗事件が未遂も含め、他にも4件発生している。同署では巡回など警戒を強化している。
<5/21(木) 11:53配信山陽新聞デジタルより>

コロナによる自粛により多くの店舗や事務所が無人状態になっています。
防犯カメラやセキュリティシステムが設置されているところなら侵入者対策がされているとも言えますが、何もしていなければ非常に無防備な状態です。

泥棒にとっては無人という状態は侵入するための絶好の条件です。
人がいなければ侵入するためにガラスや扉に破壊工作を行っていても気付かれにくい、周囲への音も通常より気にしなくても良いということになります。
また、多少侵入に手間取っても、室内の金品物色に時間が掛かっても、無人であれば気にせず犯行を続けることができます。
自分が泥棒になった気持ちで考えると、無人で誰も来る心配がなければリラックスして犯行を行えるでしょう。

無人の時の防犯対策の重要性を認識する良い機会ではないでしょうか。

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