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2021年02月12日 内装工事に携わった飲食店で金庫窃盗犯「ワンピース」

内装工事に携わった飲食店に忍び込み、売上金など約270万円を盗んだなどとして、男2人が逮捕・起訴された。

2人は麦わら帽子姿と頭にタオルを巻く姿で犯行に及んでいて、捜査員からは「ワンピース」と呼ばれていた。

窃盗などの罪で、9日までに逮捕・起訴されたのは、大阪市住吉区の建設作業員の男A(51)と和歌山市に住む建設作業員の男B(51)。

警察によると、2人は去年8月、大阪市西区の飲食店にカギを壊して忍び込み、倉庫にあった金庫や売上金約270万円を盗んだとされている。

2人は約1か月前、この飲食店の内装工事に携わっていて、金庫の場所を知っていたとみられる。

このほか、Aが水道工事に携わった大阪市東成区の事務所2か所に忍び込み、金庫を盗むなどしていて、警察は9日までに、大阪府内などで起きた被害総額約380万円12件の窃盗事件などを、2人の犯行と裏付けた。

2人は仕事仲間で、調べに対し、「コロナの影響で仕事が減り、生活が苦しくなった」などと話しているという。

Bは麦わら帽子姿、Aは頭にタオルを巻いた姿で犯行に及んでいて、捜査員は2人を「ワンピース」と呼んで、行方を追っていたという。
<2/9(火) 17:47配信 読売テレビより>

内装工事に携わった工事人が後で泥棒としてやって来る、というのは非常に恐ろしい手口です。

内装工事に限らず、設計や、その他にも電気、ガス、水道など様々な内容で自宅や店舗、事務所に出入りしていた工事人が犯罪者に変わってしまうことは考えられます。
多くの人が関わるとそれだけ可能性が高くなってしまいます。

内情を良く知っているわけですから、犯罪の手口として成功する可能性が高いのは当然です。

これは我々のような防犯システムを提案・設計・施工する会社の社員や工事人にも当てはまることです。
もし我々が自分の知り得た情報を悪用し、設置先ユーザー様のところで窃盗などの犯罪を犯す、これは非常に大きな問題に発展します。

一つの会社の一つの問題に留まらず、業界の信用・信頼を揺るがす大きな問題になる可能性があり、絶対に起こってはならないことです。
このようなニュースを見ると、我々も他人事ではなく、自分の事として真摯に受け止めなければならないと感じます。

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