防犯ブログ

  • 自動車盗難
2021年03月05日 お菓子の缶でリレーアタック防ぐ

愛知県で相次ぐトヨタの人気車種「レクサス」の盗難。隣の岐阜県でも、住宅に設置された防犯カメラが窃盗犯を捉えていた。

先月17日、「レクサス」と「ランドクルーザー」が停められている駐車場に2人組が近づいてきた。車は両方ともトヨタの人気車種だ。

画面右からやってきた2人組のうち1人は車ではなく、玄関に近づいていく。そして、タブレットのようなものを操作。いったい何をしているのだろうか。

車の所有者を取材すると「リレーアタックで車を持っていこうとしていたんだと思う。何か点灯していた。短いアンテナも確認できたので、たぶんそれで電波を拾うんだろうと思った」と話す。「リレーアタック」とは、車の鍵から出る電波を特殊な装置で増幅し、車の近くに「鍵がある」と誤認させて、ロックを解除する手口だ。窃盗犯は玄関先で室内の電波を拾おうとしたと見られる。

しかし、車の所有者は、ある対策をしていた。車の所有者は「お菓子が入っていた缶ですね。鉄でできているから、電波を遮断するってテレビでやっていた」と話す。警察によると、車のキーは電波を遮断する金属の缶などで保管すると、被害を防げるという。

防犯カメラには、タブレットを家に近づけるも首を傾げて、ウロウロするばかりの2人組が映し出されていた。鍵の解除に失敗したのか、2人組は何も取らずに去っていった。
(ABEMA/『ABEMAヒルズ』より)
<3/4(木) 7:32配信 ABEMA TIMESより>

自動車の窃盗手口として「リレーアタック」という手口のことを耳にする機会が増えました。

自宅等で車のキーをお菓子の缶に保管すると、キーからの電波を遮断し、リレーアタックの手口を防ぐことができるということです。
非常に簡単ですぐにできる対策ですので、リレーアタックが心配な方はぜひ実践してみるべきでしょう。

車をセンサーの警戒エリアに入れて守ったり、防犯カメラを設置したり、お金を掛けて行う対策は多々ありますが、お金を掛けずに効果的な対策はとても少ないため、気付いた時点で取り入れるべきです。

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