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2021年11月12日 地図アプリで空き家探す 53件、被害総額1700万円

地図アプリで空き家を狙っていたと話しています。警察は県内の男ら5人の窃盗グループによる空き巣被害が、約1700万円相当に上ると発表しました。

菊陽町の無職の男(41)ら5人は、2019年11月ごろから今年7月にかけて熊本市など4市町で空き巣を53件繰り返し、掛け軸や現金など合計464点を盗んだ窃盗などの容疑で、きょうまでに熊本地検に送致されています。

被害総額は、1700万円相当に上ります。
警察によりますと、男らは地図アプリの画像で、草が伸びているなどの状況から空き家かどうかを調べていたなどと話しています。

警察の調べに対し、容疑者を含む4人が容疑を認めていて、1人が否認しています。

<11/10(水) 20:12配信 KAB熊本朝日放送より>


地図アプリで草が伸びている状況を確認し、空き家かどうかを調べて窃盗を繰り返すという手口でした。

目的地を検索するための地図アプリですが、犯罪にも悪用できてしまうことが分かります。

地図アプリの画像は現時点のものではなく過去のデータだと思いますが、例えば、夜間、洗濯物が干している家があれば、おそらく昼間は無人だろうと予測できますから、侵入前の情報収集にも悪用される可能性があります。

日頃から庭の手入れや洗濯物や郵便物がたまっていないかなどの注意が必要です。

今後は、ドローンを飛ばしてリアルタイムの画像を離れた場所から確認し、無人の家や店舗が分かればそこをターゲットにする手口も考えられます。
防犯システムや防犯カメラシステムを導入し、外から見てもきちんと防犯対策を講じていることをアピールすることで、犯罪者のターゲットから外れる効果が期待できます。

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