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2022年10月28日 銀行とタンス預金 どちらが良い?

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9月3日、愛知県知立市の住宅を警察官を名乗る男が訪れ、金庫に保管されていた現金1000万円と1245万円相当の金塊を盗んで逃げました。

9月3日午後、知立市に住む50代の男性会社員の家の電話に、警察官を名乗る女から「偽札のニュースが今話題になっている。金庫に偽札がまぎれているから確認させてほしい」などと電話がありました。

電話を受けたのは男性の80代の母親で、数分後に警察官を名乗る男が家を訪れ、金庫の中身を確認していましたが、母親が目を離した隙に、中に入っていた現金1000万円と1245万円相当のおよそ1.5キロの金塊がなくなっていたということです。

警察によりますと男は中肉で白い半袖シャツに黒いズボン、マスクを身に着け黒いショルダーバッグを持っていたということで、警察が窃盗容疑で捜査を進めています。

<9/5(月) 11:08配信 CBCテレビより>

皆さんは、現金の保管はどうされていますか?

銀行や信用金庫などの金融機関に預けているか、または自宅の金庫やタンス預金として保管しているか、どちらかでしょう。

高齢者の方ほど自宅保管の割合が増えると言われていますが、実際のところどちらが良いのでしょう。

それぞれ優れていると思われる点を挙げていきます。


金融機関(銀行等)への預け入れが優れている点

  • 防犯面(銀行のセキュリティは万全です)
  • 防災面(自宅の場合、火災や水害で損なう可能性も)
  • 補償面(利子がつかない契約にすれば、金融機関の倒産時にも全額補償される)(自宅の場合、保険等に加入すれば補償されるが保険料が必要)
  • トラブル回避①(自宅の場合、紛失や家族による持ち出しでトラブルになる可能性も)
  • トラブル回避②(自宅の場合、相続時・税務調査時に税金逃れや所得隠しを疑われ、追徴課税を受ける可能性も)
  • 保管スペース(自宅の場合、金庫等の保管場所を用意する必要がある)
  • 外出先、出張先等どこからでも引き出せる(自宅の場合、都度自宅まで取りに戻る必要がある)

自宅保管(タンス預金)が優れている点

  • 金融機関に行く手間がない
  • 利用時間の制限がない(金融機関の窓口は平日15時まで等の制限あり)
  • 名義変更や解約手続き等が不要(金融機関はそれぞれ手続きが必要)


ほぼ同じ点

  • どちらに預けても元本は(ほぼ)増えない(金融機関は利子があるが、現在の利率はわずかで、定期等にすれば若干は増える)

どちらも優れている点、劣っている点はありますが、個人的には金融機関への預け入れが絶対に良いと考えます。

自宅保管の方が利便性という面では優れている点はありますが、安全面(防犯・防災両面)で金融機関の方が優れています。

自宅保管の場合、盗難被害や災害が気になって、心が休まることがありません。

特に何千万円もの大金になれば余計です。

自宅保管から金融機関の預け入れに変更すれば、きっと驚くほど穏やかな心になることでしょう。

また、欧米では預金から投資へ活用されているところが多いようです。

そう考えると自宅保管か金融機関かという比較がいかに遅れている状態か分かります。

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