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2023年02月10日 教育現場での防犯カメラ設置のメリット(4者)

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 松戸市は19日、同市東松戸の小規模保育事業所「コモレビ・ナーサリー」で、女性保育士3人が園児の頭をたたくなどの不適切な保育行為を行っていたと発表した。市は同日、施設を運営する社会福祉法人「菊光会」(同市仲井町)を行政指導した。市は松戸署にも相談しており、同署は捜査している。

 市によると、不適切な保育行為は10月3、5日にあった。女性保育士(31)は女児とおもちゃの取り合いをしていた男児の頭をプラスチック製の弁当容器でたたき、指2本で頬を押し上げた他、泣いていた女児をトイレに1人で約5分間放置した。

 別の女性保育士(30)は食事中にうとうとしていた園児の額をたたき、44歳の保育士は指で7度にわたり男児のこめかみを小突くなど、3人で計10件の不適切な保育が確認された。園児にけがはなかった。

 9月に匿名の元保育士から市に通報があった。市の監査に法人側は当初、「不適切保育はない」としていたが、市が提出させた防犯カメラの映像を調べ、不適切保育を確認した。法人側も「不適切」と認めたという。

 同法人の理事長は、市を通じて「保護者の皆さまと児童に対し申し訳なく深く反省している。保育内容の可視化を図っていく」とのコメントを出した。20日夜、臨時の保護者会を開き状況を説明するとしている。

 同法人は市内で同事業所を含む小規模保育事業所2カ所、認可保育園1カ所、幼保連携型認定こども園1カ所を運営。市川市でも認可保育園1カ所を運営している。

 同法人が松戸市内で運営する4施設で、運営費や補助金計約1200万円の不正受給があったことも判明。退職した職員分を含んだ補助金を申請するなどして、2021年度分で国と県、市の補助金などを不正に受給していた。3月に当時勤務していた保育士から通報があり、市が調べていた。

 市は21日、市内の保育施設を対象に不適切な保育内容についての研修会を行うとしている。


<12/19(月) 17:45配信 千葉日報オンラインより>


 幼稚園や小学校、中学校、義務教育までの教育現場(教室)には防犯カメラを設置し、両親などの保護者が自由にリアルタイムで我が子の映像を確認できるような環境を整えるべきだと思います。

 保護者参観が存在しているように、授業の様子で教師が保護者に見られて困るようなことはないはずですし、逆にあってはならないでしょう。

 教育現場に防犯カメラを設置するメリットは、保護者、子供、教師、学校、4者それぞれにあると考えます。

保護者にとってのメリット

 自分の子供がしっかりと勉強しているか、教師による暴力行為を受けていないか、他の生徒からのいじめ被害に遭っていないか随時様子を確認できます。

 その結果安心して子供たちを学校に通わせられます。

 また、子供の帰宅時間が遅い場合、まず防犯カメラで学校(教室)の様子を確認し、学校にいないことが分かれば、別の場所を探すことができます。

子供たちにとってのメリット

 今回のような教師による暴力行為や他の生徒たちからのいじめ行為に対して、防犯カメラによる監視は抑止力として、映像の記録は自分の身を守ることに役立ちます。

 急な自習になってもカメラで見られている緊張感から自主的に勉強に励むようになります。


教師にとってのメリット

 子どもたちが教室内で勝手な行動をして教師の指導に従わず、授業が成立しない学級崩壊のような事態を防止することに役立ちます。

 学級崩壊の原因となっている子供たちが自分たちの正当性を主張した場合、カメラ映像による証拠が役立ちます。

 場合によっては停学、退学、転校等の処分を与え、学級崩壊の抑止力として働く可能性があります。

学校側にとってのメリット

 他の生徒によるいじめ被害、教師による暴力行為などが判明した場合、保護者から学校側の責任を問われる可能性があります。

 被害が大きくならないうちに防犯カメラによって問題を把握しやすくすることで、被害を最小限で抑えられる可能性が高まり、管理責任を問う声へも対応しやすくなります。

 訴訟に発展する可能性もありますから、自分たちの身を守るための対策として役立ちます。

 また、防犯カメラでしっかりと子供たちを守っていることは、生徒を募集する際に保護者に対して安全面でのPRポイントにもなるでしょう。

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