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2023年06月02日 大阪市長の自宅マンションに侵入 自称ジャーナリスト逮捕

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 大阪市の松井一郎市長の自宅マンションに侵入したとして、自称ジャーナリストの男が逮捕されました。

 建造物侵入の疑いで逮捕されたのは東京都内に住む自称ジャーナリストの容疑者(42)です。警察によりますと、容疑者は3月17日の午後8時ごろ、大阪府八尾市にある松井市長の自宅マンションに侵入した疑いが持たれています。容疑者はオートロック内側の住民専用の共用部分に1人でいて、不審に思った警備員が警察に通報したということです。

 容疑者はウェブメディアを運営し、自称ジャーナリストとして松井市長や吉村洋文大阪府知事の定例記者会見に参加していました。

 容疑者は容疑を認めているということで、警察はマンションに侵入した目的を調べています。

<3/22(水) 17:20配信 MBSニュースより>


 事件当日は大阪府知事選・市長選が近かったことから市長への取材目的の侵入かもしれませんが、どのような理由にせよ外部の者が敷地内に居ることは入居者にとって気分の良くないものです。

 最初は取材目的だった記者が、扉の鍵が開いているのに気づいて部屋に入り金品を見つけて窃盗行為を働く、または無防備な女性が寝ていたので暴行した、そんな展開もあり得ますから、簡単に侵入できてしまう環境自体が望ましくありません。

 

 昔のテレビや雑誌、新聞社の取材は、「取材される側」の権利よりも「取材する側」の権利が重視されていたような気がします。

 視聴者を代弁している(と考える)取材する側の「知る権利」の方が、取材される側の「プライバシー」よりも強かった、そんなイメージです。

 だからなのか、取材対象の自宅周辺を迷惑も考えずに包囲し、対象者を取り囲むようなシーンも珍しくありませんでした。(テレビのワイドショーでよく流れていました)

 敷地内に勝手に入り込み、ネタや情報がないか周囲に聞き込みをし、プライバシーなど無関係な行動をとる者もいました。

 

 それらが当たり前だった時代から、取材される側の権利を守ろうとする動きが出てきて、取材の手法も随分と様変わりしたのではないでしょうか。

 SNSの発達により、問題行動を目撃した取材対象者以外の人からの発信で、別の大きな問題(炎上等)が発生することもあります。

 また、権利の侵害から訴訟に発展することも以前より増えているでしょうから、注意深く取材しなければならないでしょう。

 泥棒と間違えられるような敷地内への不法侵入、対象者の家族や周辺の住民への取材と称する迷惑行為、これらは改めなければなりません。

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ハラスメントが理解できない40代?

 逮捕された自称ジャーナリストの42歳という年齢も微妙に影響しているように思います。

 今の20代、30代の人にとっては物心がついたときからネット社会であり、ハラスメント、コンプライアンス、プライバシーなどが重視されることは当たり前の時代を生きています。

 

 一方、40代、50代以上の人にとっては、社会人になってから本格的なネット社会となりました。

 学生時代には先輩から、社会人になってからは上司や同僚から、厳しく指導を受けた人も珍しくないでしょう。

 私が入社した20数年前も、パワハラ、セクハラまがいの行為を普通に目にしていたように思います。

 

 今は許されない言動ですが、これを許されていた時代(許されてはいないが、問題にならなかった時代)を知っているからこそ、なぜ悪いのか、なぜ改めなければならないのか、本心では理解できていない人が40代、50代に多いように思います。

 人の嫌がることはしない、自分がされたくないことは人にしない、という基本的な感情が欠けている人も多いように思います。

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くしゃみが大きい50代?

 先日、NHKの番組「チコちゃんに叱られる!」で、おじさんのくしゃみはなぜ大きいのか、が取り上げられていました。

 私も日頃から不思議に思っていたことなので、興味深く拝見しました。

 結論としては「男性は中年を過ぎると恥ずかしさのブレーキが壊れていくから」ということでした。

 

 私の会社でもくしゃみの大きい人が何名か思い当たりますが、全て50代以上の男性です。
 以前は都度イラっとすることがありましたが(顔を背けることもしないので飛沫がすごそう・・・)、ブレーキが壊れているのだから仕方がないと思うことで、少しは気が晴れるようになりました。

 

 また、自身も同じような行動をしないように、改めて注意しようと思いました。(「反面教師」が身近にいるのは大事です!)
 40代、50代の人が改心して生まれ変わることはかなり難しいでしょう。

 よほどショックなことがあり、自分は変わろうと決意しない限り、人から注意を受ける程度では、自分の考えを変えることはないでしょう。

 

 過去に教わっていないことを今から始めるのは困難です。

 文句があるなら30年前に言え!(教えてくれ!)というのが本音かもしれません。

 広い心で、そして温かい目で見てあげましょう。

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