防犯ブログ
- 万引き
2023年08月04日
万引き犯への効果的な処罰は?
21日午後、札幌市西区のスーパーで、ウナギのかば焼き1パックを盗んだとして、88歳の女が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、札幌市西区八軒に住む88歳の無職の女です。
この女は21日午後3時45分ごろ、札幌市西区のスーパーで、ウナギのかば焼き1パック(販売価格1382円)を盗んだ疑いが持たれています。
警察によりますと、女は、所持していた袋に商品を入れ、そのままレジを通さず、店外に出ていて、目撃していた警備員が捕まえて「万引き犯を確保した」と警察に通報しました。
88歳の無職の女は、商品を買えるだけの所持金があり、取り調べに対しては「逮捕されたことで、弁解はありません」などと話し、容疑を認めているということです。
警察は、余罪があるとみて、引き続き調べをすすめています。
<5/22(月) 10:29配信 HBCニュース北海道より>
88歳の万引き犯への効果的な処罰方法に関しては、正直思いつきません。
家族や世間に対する恥や外聞を気にする年齢とは思えませんし、1度の万引きで逮捕、収監されることはないと開き直ることもあるでしょう。
ただ、万引き犯が未成年の場合、親を巻き込むことで効果的な処罰になる可能性があります。
このニュースのコメントに、
ドラッグストアで働いている方から、
『ある日小学生が万引きしているのを見つけた店長が、事務所に待機させ有無を言わさず警察を呼んでいました。
後から来た親が泣きながら店長と警察に平謝りをしているのを見て、見ているこちらも胸が痛みました。
万引きなんて何の良い事もありません。』
というコメントがあり、「いいね」ボタンがたくさん押されていました。
初犯(かどうかは不明)の万引き犯、小学生、ということであれば、親を呼ぶだけで今回は大目に見ようと考える被害者もいるかもしれませんが、有無を言わさず警察を呼ぶという店長の行動に共感を覚えます。
自分のせいで相手に泣きながら謝る親の姿を見た子供は、再度同じことをしようとは考えないでしょう。
自分の行動によって、親に迷惑を掛けた、悲しませた、恥をかかせた、ことを身をもって知るからです。
一見厳しいと思われる対応であっても、子供本人、そして親の今後を考えると、決して間違っていない行動だと思います。
昔、行っていた悪事をなぜ止めたのか?という問いに、親が必死になって相手に頭を下げる姿を見て後悔し改心した、というコメントを何度か見たことがあります。
罪を犯した子供本人を厳しく罰するよりも効果があるのかもしれません。