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2023年08月25日
自宅に複数回? 金庫泥棒に入られる
6月1日に起きた新潟県上越市で会社役員の男性が殺害された事件で、被害者の男性は「取引先から支払いが滞っていて大変だ」と周囲に話していたことが新たに分かりました。
この事件は、6月1日の夜に上越市大貫で会社役員の男性が、頭や顔を鈍器で複数回殴られて殺害されたものです。
関係者によりますと、男性は事件の前、周囲に「取引している相手の中で支払いが滞っている会社があり大変だ」と話していたことが新たに分かりました。
また男性は、今年4月に自宅の金庫を盗まれたとして警察に被害届を出していましたが、それ以前にも複数回、何者かに侵入されていて金庫を盗まれており、4月以降になって「自分で防犯カメラをつけた」と話していたということです。
この事件では、中肉中背で黒っぽい服を着た性別不明の人物が現場から逃げる姿が目撃されていますが、いまだ犯人逮捕には至っていません。
<6/5(月) 18:39配信 BSN新潟放送より>
自宅への複数回の金庫泥棒被害と殺人事件との因果関係は分かりませんが、複数回泥棒の被害に遭うというのはどのような状態だったのでしょうか?
同じ泥棒が前回の成功に気をよくして再度犯行を企てたのか、また別の泥棒に複数回狙われたのかは分かりませんが、何かしら狙われる理由があったと思われます。
被害者は会社役員ということで自宅に大金を置いてそうだと周囲からは思われていたかもしれませんし、その情報が泥棒の耳にも入ったのでしょうか。
複数回「金庫」が盗まれているという点が気になります。
一度被害に遭った時点で金庫を過信せずに、自宅での現金保管を抑えるなどの対策は発想になかったのでしょうか?
もし、私が泥棒被害に遭い金庫が盗まれたのなら、事件後に新しい金庫を購入してそこに保管しようとは考えないでしょう。(したとしても金額は絶対に減らします)
再び被害に遭う可能性を残したままで同じことはせずに何らかの対策を考えるでしょう。
その対策は防犯システムや防犯カメラを設置するという、お金を掛けて行うものだけとは限りません。
被害者の男性は、対策として防犯カメラを選択したようですが、金庫を奪われる被害では済まず、自分の命という最も大切なものが奪われてしまいました。
どのような対策をしていれば被害を防げたかは分かりませんが、一度犯罪者に狙われるということは何か弱点があるということです。
それをそのままの状態にしておくことは危険だという認識を持つべきでしょう。