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　住宅に侵入してトレーディングカード約3800万円相当を盗んだとして、無職の男らが逮捕・送検されました。警察は、組織的な窃盗グループが関与した可能性もあるとみて調べています。

　窃盗などの疑いで逮捕・送検されたのは、名古屋市西区の無職の男（25）ら2人です。

　警察によりますと2人は2023年4月、他の人物と共謀の上、愛知県東浦町の住宅に侵入して、トレーディングカード約3万3000枚、合わせて約3800万円相当を盗んだ疑いが持たれています。

　警察は2人の認否を明らかにしていません。

　盗まれたトレーディングカードは、主に人気漫画「遊戯王」のカードで、1枚数十万円で取引されるものも含まれていたということです。

　警察は、組織的な窃盗グループが関与した可能性もあるとみて調べています。

＜6/21(水) 16:27配信　メ～テレ（名古屋テレビ）より＞

　カード販売店への窃盗事件は時々起こっていますが、個人宅にカードを狙っての侵入・窃盗事件は非常に珍しいのではないでしょうか。

　マニアの間での有名人というのはどこの世界にも存在していますが、トレーディングカードの世界にもいるはずです。

　特に最近話題になっている高額なトレーディングカード、ポケモンや今回の遊戯王などのカード収集は世界中にファンがいて、その中にはコアなファンや著名人もいるでしょう。

　その著名人を狙った犯行が今後増える可能性があります。

　SNSや競技大会等で自分の珍しい、高額なコレクションを多くの人の前で披露する機会があると思います。

　そこに目を付けた犯罪者が、コレクションを保管している自宅等を狙って犯行を企てる可能性があります。

　また、個人宅で保管する場合、店舗や事務所に保管する場合よりもセキュリティ面で弱くなるケースがあります。

　まさかピンポイントでカードを狙って泥棒がやって来るとは考えないでしょうから、普通に机の上などに無造作に置いていることも珍しくないでしょう。

　レアなカードの場合、1枚数百万円もの金額で取引されることもあるようですから、それだけの現金を自宅に置いているのと同じだと考えるべきです。

　現金なら気をつけるけど、同じ価値のあるカードなら何もしない、というのはおかしな感じがします。

　盗まれないように、傷つけられないように、何らかの対策をするべきです。