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COLUMN

コラム

2025.05.29

【法人向け防犯対策完全ガイド】会社を守るための基本と実践法

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「うちは大丈夫だ」と思っていませんか?最近、近所で空き巣や侵入被害があったと聞いたけれど、自分の会社は狙われないだろう…と安心していませんか?
しかし、実際には中小企業が狙われやすい理由が存在します。

✔️ 防犯カメラはあるけれど、本当に意味があるのか?
✔️ 防犯対策って高額で大変そう…何から始めたらいいのか?
✔️ 社員の防犯意識が低く、危機感が薄いけど、どう伝えればいい?

そんなお悩みを法人の方へ、
**「狙わせない防犯」**の基本と実践方法を、わかりやすく解説します。

① 防犯対策の基本|「狙わせない防犯」で会社を守る考え方

防犯対策で一番大切なのは、「被害にあってから考える」のではなく、「最初から狙わせない環境をつくる」ことです。
これを**「狙わせない防犯」**と呼びます。

たとえば、あなたの会社の周りを歩いている不審者が、「この会社、入りやすそうだな」「監視の目がないから、簡単に入れそうだ」と思えば、狙われる可能性が高くなります。

逆に、「ここは厳重そうだな」「カメラが多くて顔を映されそうだ」「近づくだけで通報されるかもしれない」と思わせる会社は、そもそも狙われません。

つまり、防犯の第一歩は、「うちの会社は簡単には入れないぞ」という無言のメッセージを外に向けて発信することです。

これを実現するためには、
✅ 目立つ場所への防犯カメラの設置
✅ 入り口付近のセンサーライトや警告ステッカーの掲示
✅ 出入り口の施錠強化と管理体制の徹底
といった「目に見える防犯対策」が重要です。

防犯対策は、泥棒や侵入者が下見に来たときに「ここはやめておこう」と思わせる心理戦でもあります。
「狙わせない防犯」を意識することで、会社を守る防犯の基本が身につきます。

②中小企業を狙う犯罪の手口とその傾向

「うちは大手じゃないし、狙われるはずがない」――そう考えていませんか?
実は、中小企業こそ狙われやすいのが現実です。

その理由は、
✅ 防犯設備が不十分で侵入しやすい
✅ セキュリティ意識が低く、情報が外に漏れやすい
✅ 警備体制や防犯マニュアルが整っていない
といった「隙」が多いためです。

犯罪者は、事前に「下見」をしてターゲットを選びます。
そして、以下のような手口で侵入を試みます。

【中小企業を狙う主な犯罪手口】

窓ガラス破り
夜間や休日に、工具でガラスを割って侵入。音が小さい特殊工具を使うケースも。

出入口からの堂々侵入
社員や業者を装い、誰にも気づかれずに入ってくる手口。解錠しやすい古い鍵や、オートロックの盲点を突かれることも。

従業員や関係者による内部犯行
内部事情を知っている人間が、金品や情報を盗むケースも少なくありません。

情報漏洩・書類盗難
金庫や書類保管庫が無防備なため、重要な契約書や顧客リストが盗まれることも。

車上荒らしや資材泥棒
敷地内の駐車場や倉庫から工具・資材が盗まれる被害も多発しています。

犯罪者は「リスクが低い」「簡単に入れる」と判断した場所を優先的に狙います。
つまり、「狙われやすい会社」にならないためには、犯罪者の視点を理解し、会社の弱点を把握することが重要です。

③効果的な防犯機器と導入方法|防犯カメラ・センサー・出入口管理

防犯対策は「見せること」が大切です。
会社の外から見える場所に防犯機器があるだけで、**「この会社は簡単に入れないぞ」**という強いメッセージになります。

ここでは、特に効果的な防犯機器と、導入時に気をつけたいポイントをわかりやすく解説します。

【1】防犯カメラ|「見せる防犯」の基本

死角をつくらない設置場所を選ぶ
出入口、駐車場、通用口、金庫周辺など、侵入経路や狙われやすい場所にカメラを設置しましょう。
「目立つ場所に設置する」のが基本です。

録画データの保存期間を決める
「事件が起きてからでは遅い」というのが防犯の原則。最低でも1週間以上の録画保存が推奨されます。

遠隔監視でリアルタイム確認
スマホやパソコンで映像を確認できる機能を活用することで、外出先からも会社の様子を把握できます。

【2】センサー|「侵入させない」ための仕組み

赤外線センサーや人感センサーを活用
人の動きを検知し、自動でライトを点灯させたり、警報を鳴らすことで「侵入しにくい環境」を作ります。

夜間・休日の無人時こそ重要
「誰もいない時間帯」を狙う犯罪者への対策として、センサーの導入は非常に効果的です。

【3】出入口管理|「入れる人を制限する」意識

ICカードや暗証番号による出入口管理
誰がいつ入ったかを記録できるシステムは、不審者の侵入を防ぐだけでなく、内部犯行の抑止にもなります。

合鍵や暗証番号の管理を徹底する
「誰が鍵を持っているのか」「暗証番号を知っているのか」を常に把握し、定期的な変更を行いましょう。

【導入時のポイント】

✔️ 安さや見た目だけで選ばない
✔️ 自社の状況に合ったプランを選ぶ
✔️ 導入後のメンテナンスやサポート体制も確認する

防犯機器は「つけたら終わり」ではありません。
継続的な管理と見直しが、会社を守るための最重要ポイントです。

社員の意識改革が防犯のカギ!|教育とマニュアル整備の重要性

どんなに防犯機器を導入しても、最終的に会社を守るのは**「人」**です。
特に中小企業では、社長や社員一人ひとりの防犯意識が、会社の安全を左右します。

たとえば、
✅「鍵をかけ忘れて帰宅してしまった」
✅「見知らぬ人が事務所に入ってきたのに、声をかけなかった」
✅「ゴミ箱に重要な書類をそのまま捨ててしまった」
…こうしたちょっとした油断やミスが、大きな被害につながることがあります。

【防犯意識を高める3つのポイント】

定期的な防犯教育を行う
「なぜ防犯が必要なのか」「自分たちに何ができるのか」を理解してもらうことが大切です。
年1回の防犯研修や、月1回のミーティングでの注意喚起など、繰り返し伝えることで意識が定着します。

具体的なマニュアルを作る
「こういう時はどうするか?」が決まっていないと、いざという時に対応できません。
✅ 不審者を見かけたらどうする?
✅ 施錠の確認は誰が行う?
✅ 紛失や盗難があった場合の報告ルートは?
…といった行動マニュアルを作り、全社員で共有しましょう。

社長自らが率先して実践する
「社長がやらないことは社員もやらない」――これは中小企業の防犯現場でよくあることです。
防犯意識の高い会社は、必ずトップが本気で取り組んでいるものです。
まずは社長自らが防犯を「自分ごと」として捉え、社員に伝えていきましょう。

防犯は一人ではできません。
「会社全体で守る」という意識を育てることが、最強の防犯対策につながります。

防犯対策のチェックリスト|今すぐできる会社の見直しポイント

「防犯対策は大事だと思っているけど、何から始めたらいいかわからない」
そんな社長様のために、今すぐできる防犯の見直しポイントをチェックリスト形式でご用意しました。

今日、このリストを見ながら、ぜひ社内をぐるっと見回してみてください。

チェックリスト

出入口・窓まわり

  • 出入口の鍵は必ず施錠されているか?
  • 合鍵の管理は徹底されているか?(誰が持っているか把握しているか)
  • 窓や勝手口に補助錠や防犯フィルムを設置しているか?
  • ドアやシャッターに異常がないか、定期的に点検しているか?

防犯設備

  • 防犯カメラは死角なく設置されているか?
  • カメラの録画は正常に作動しているか?
  • センサーライトや警報機はきちんと反応するか?
  • 防犯ステッカーを目立つ場所に貼っているか?

社員の防犯意識

  • 防犯マニュアルを作成し、全員で共有しているか?
  • 不審者や不審な電話・メールがあった場合の対応ルールは決まっているか?
  • 社員全員が「防犯は自分ごと」と理解しているか?
  • 新しい社員にも防犯教育を行っているか?

会社の資産管理

  • 金庫や貴重品の保管場所は適切か?(鍵付き・アクセス制限あり)
  • 書類の保管は施錠された棚やキャビネットを使用しているか?
  • 車両や資材の管理は誰が担当しているか決まっているか?
  • ゴミの処分は適切か?(重要書類をそのまま捨てていないか?)

まとめ

「狙わせない防犯」の第一歩は、社長自らが現場を見て、気づくことです。
✅ 今日このチェックリストを使って、会社の防犯状況を一緒に見直してみましょう!

⑥ 専門家に相談するメリットと失敗しない防犯の業者選びのコツ

防犯対策は、「とりあえずカメラをつけておけば大丈夫」というものではありません。
会社の規模や立地、業種、従業員の数によって、必要な防犯対策は変わります。
だからこそ、防犯のプロに相談することが重要です。

【専門家に相談するメリット】

自社のリスクを客観的に分析してもらえる
自分たちでは気づけない「盲点」や「危険な場所」を、プロの視点でチェックしてもらえます。

最適な防犯プランを提案してもらえる
「防犯カメラをどこに何台置くべきか?」「センサーライトは必要か?」など、無駄のない効果的な対策を教えてくれます。

導入後のアフターフォローが受けられる
機器のトラブル対応やメンテナンス、法令改正への対応など、長期的なサポートが受けられるのも専門家ならではの強みです。

【失敗しない業者選びのコツ】

防犯専門の会社に依頼する
防犯は建設や電気工事とは違う「専門分野」です。経験豊富な防犯専門業者に相談しましょう。

「狙わせない防犯」の考え方を理解しているか確認する
安さや機器の数をアピールするだけの業者ではなく、「犯罪者の心理」や「防犯環境設計」を重視する業者を選びましょう。

相談時の対応や提案内容をチェックする
「うちの会社のことをちゃんと理解してくれているか?」「提案内容に根拠があるか?」をしっかり確認しましょう。

導入後のサポート内容を確認する
「取り付けて終わり」ではなく、定期点検やトラブル対応の体制があるかどうかも重要です。

セキュリティハウスは防犯のプロ集団

セキュリティハウスは全国に140以上も店舗を構える防犯集団です。40年以上防犯に携わっています。「狙わせない防犯」をコンセプトに、お客様の環境に合わせてご提案させて頂きます。下記のリンクでは防犯システムをイメージしていただけるようになっておりますので、御確認ください。

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