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コラム

2025.06.18

防犯会社はどう選ぶ?失敗しないパートナーの見極め方

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「防犯会社に相談してみようか」と考えたことがある方も多いと思います。窃盗・侵入・情報漏洩といった犯罪リスクも年々増加しています。

しかし、いざ防犯会社を選ぼうとすると「どこも似たようなサービスに見える」「信頼できる会社かどうかわからない」といった不安の声をよく聞きます。
選び方を間違えると、高額な費用をかけても効果が得られないどころか、逆に狙われやすい状態になってしまうことも。

この記事では、**防犯のプロが教える「信頼できる防犯会社の見極め方」**をわかりやすく解説します。
自社を守るパートナーを選ぶためのヒントを、ぜひ参考にしてください。

防犯会社に依頼するメリットとは?

まず、「なぜ防犯会社に依頼する必要があるのか?」という根本的な疑問にお答えします。

防犯対策は、単にカメラを付ければいいというものではありません。

泥棒や不審者は“弱い場所”を見極めるプロです。そのため、建物の構造・業種の特性・地域性を考慮した総合的な防犯設計が必要になります。

防犯会社に依頼する最大のメリットは、この“狙われない仕組み”を専門家の視点で構築できる点です。

具体的には:

  • 侵入経路の分析(死角の特定)
  • センサーや威嚇装置による事前対応の設計
  • 犯行前に「ここはやめておこう」と思わせる抑止力の提供

このように、防犯会社は“事件を未然に防ぐ”ことに重きを置いています。
「被害に遭ってから対処する」のではなく、「最初から狙わせない」
これが、防犯のプロと一緒に対策を行う最大の意義なのです。

見極めるべき防犯会社のチェックポイント

防犯会社を選ぶ際、どのような点に注意すればいいのでしょうか。価格や知名度だけで選ぶと、必要な防犯効果が得られないこともあります。以下の5つのポイントを確認しましょう。

① 防犯専門の会社かどうか

電気工事業者やカメラ業者の中には、防犯も取り扱っているところがありますが、防犯は専門知識と実績が問われる分野です。「防犯設備士」や「総合防犯設備士」が在籍しているかが信頼のひとつの基準です。

② 提案内容に「抑止力」の考えがあるか

防犯対策は「反応する」より「防ぐ」ことが重要です。
「セキュリティキーパー」など威嚇力の高い機器で“狙わせない”発想があるかを確認しましょう。

③ 調査と診断が丁寧か

現地調査をせずに見積もりを出す会社は要注意です。死角や侵入経路を見逃すと、防犯効果は大きく落ちます。防犯会社は現場をしっかり確認したうえで最適な提案をしてくれるべきです。

④ 実績と導入事例があるか

同業種や近隣エリアでの導入実績があると安心です。事例を交えて説明できる会社は、経験に裏打ちされた提案力を持っています

⑤ 維持・アフターサポートがあるか

導入後の点検やトラブル対応も重要です。定期的なメンテナンスや迅速なトラブル対応があるかを確認しましょう。

これらを基準にすれば、「ただ機器を売るだけの会社」ではなく、「本当に頼れる防犯のパートナー」を見つけることができます。

避けるべき防犯会社の特徴とは?

信頼できる防犯会社を選ぶためには、「避けたほうがよい会社の特徴」を知っておくことも大切です。以下のような点が見られる会社は、注意が必要です。

① 「とにかく安くします」と価格ばかりを強調

防犯対策は“命と財産を守るための投資”です。価格だけを強調する会社は、最低限の機器しか導入せず、防犯効果が不十分になる可能性があります。

② 提案が機器の並べ売りになっている

センサーやカメラをただ並べるだけの提案は、防犯設計ができていない証拠です。本来、防犯は「どう侵入されるか」を考え、「どう抑止するか」から逆算されるべきです。

③ 質問に専門的な回答ができない

「センサーの範囲は?」「音や光の威嚇方法は?」といった質問に対して、あいまいな返答しかできない会社は知識が不十分な可能性があります。

④ 資格や防犯の専門スタッフがいない

「防犯設備士」などの資格は、防犯の知識と実務経験がなければ取得できません。専門資格の有無や、担当者の防犯歴は確認すべきポイントです。

⑤ アフターフォローが不明確

導入後のトラブルやメンテナンス対応を曖昧にする会社は、長期的な信頼関係を築けません。契約前に、サポート体制や連絡体制を必ず確認しましょう。

これらの特徴を見抜くことで、表面的な価格や営業トークに惑わされず、本当に信頼できるパートナーを見極めることができます。

防犯会社に相談する前に準備すべきこと

防犯会社に相談する際、「とりあえず来てもらえばいいだろう」と思っていませんか?
実は、事前にいくつかの情報を整理しておくことで、より精度の高い提案が受けられ、ムダなコストを抑えることができます

以下のポイントを準備しておくことをおすすめします。

① どんな不安・課題があるかを整理する

「過去に侵入された」「深夜に不審者がいた」「裏口が暗くて不安」など、現場の“気になる点”をメモにしておくと、防犯会社はリスク分析しやすくなります。

② 現在の防犯設備の有無と内容を確認する

すでに防犯カメラや警報機が設置されている場合、その機器の場所や仕様を把握しておくと、ムダな重複設置を避けられます

③ 建物の図面や写真を用意しておく

建物の出入り口、窓の位置、駐車場などの配置が分かる資料があると、その場での防犯診断がスムーズに進みます

④ 業種・営業時間・従業員数などの情報を伝える

業種によって狙われやすいポイントは異なります。たとえば、現金を扱う業種や、夜間無人になる業態は特に防犯設計が重要です。

⑤ 予算や導入希望時期を伝える準備

あらかじめ予算感を伝えることで、実現可能な範囲で最適な提案を受けやすくなります

成功事例に学ぶ、防犯対策の効果とその先

実際に防犯会社に依頼して効果を上げた中小企業の事例を見ると、「どのような対策が有効だったのか」がよく分かります。ここでは、防犯設備士が関わった成功事例をもとに、導入のポイントを解説します。

事例①:深夜営業の食品工場(関西地区)

課題:無人時間帯の出入口に何度も不審者の痕跡があり、侵入の恐れがあった。
対策:「セキュリティキーパー」を出入口と死角に設置し、威嚇型センサーと連動。
効果:設置直後から不審者の形跡がピタリと止まり、以降一切侵入なし。社員の安心感も向上。

事例②:地方の建設会社(中部地区)

課題:資材置き場の盗難が相次ぎ、被害総額が数百万円に達していた。
対策:赤外線センサーで敷地全体を囲い、夜間は警報とフラッシュライトで即時威嚇。
効果:以後盗難ゼロ。警察にも通報せずに済む安心感が経営層から高評価。

事例③:ロードサイド店舗(関東地区)

課題:営業時間外の出入口が道路から死角になっており、侵入リスクが高かった。
対策:死角部分にパッシブセンサーと録画カメラ、加えてセキュリティキーパーを設置。
効果:不審者がフラッシュと警告音に驚き逃走。録画映像により地域での注意喚起にも貢献。

防犯対策の“先”にある価値

これらの事例に共通するのは、**「ただの機器導入」ではなく「狙わせない環境づくり」**を重視している点です。
そして、防犯対策の成果は「被害ゼロ」だけでなく、従業員の安心感、顧客の信頼、そして経営者自身の心の平穏といった“目に見えない価値”としても現れます。

その他導入事例はコチラ

まとめ|防犯会社に相談するときの質問例と心構え

防犯会社に相談する際、「何を聞いたらいいか分からない」という方も多いでしょう。そこで、信頼できるパートナー選びに役立つ具体的な質問例を以下にご紹介します。

防犯会社に相談する際の質問例:

  • 「うちはどこから狙われやすいでしょうか?」
    → リスク分析力と現場調査の姿勢が分かります。
  • 「どの機器を、どこに、なぜ設置するのですか?」
    → 提案の根拠を説明できるかが判断基準です。
  • 「威嚇や抑止効果がある対策はありますか?」
    → セキュリティキーパーなど“狙わせない”提案があるか確認できます。
  • 「御社の担当者は防犯設備士の資格を持っていますか?」
    → 専門性の高さと安心感に直結します。
  • 「他社との違いや実績を教えてください」
    → 導入後の信頼性や経験の深さがわかります。

最後に:防犯は“経費”ではなく“経営判断”

防犯対策は「コスト」ではなく、「会社を守るための投資」です。
経営資源の一部である“人・物・情報”を守ることは、会社の持続性と信頼性に直結する重要な経営判断です。

どの防犯会社を選ぶかで、その成果は大きく変わります。
ぜひ本記事を参考に、信頼できる防犯のプロとともに“狙わせない環境”を築いてください。

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