2025.08.25
【防犯セキュリティ設置場所ガイド】効果を引き出す設置と選び方

はじめに:防犯は「どこに何を置くか」で9割決まる
防犯対策というと、「高性能な機器を導入すれば安心」と思われがちですが、実は最も大切なのは“設置場所”です。防犯機器は、ただ置けば効果を発揮するわけではありません。犯罪者に「ここは危険だ」と感じさせる場所に設置することで、初めて「狙わせない防犯」が成立します。
“狙わせない防犯セキュリティ”を実現するための代表的な機器があります。それがセキュリティキーパーです。
こちらはセキュリティハウスが推奨する強力な威嚇装置です。
セキュリティキーパーの強み:侵入前の抑止力がすべてを左右する
下見時:泥棒に「ここは危険」と思わせる存在感
セキュリティキーパーは、設置されているだけで「この場所は警戒されている」と強烈に印象づけます。 視認性の高いデザイン、夜間も点灯する常夜灯、警戒中の表示——これらが「見られている」という心理的圧力を生み、泥棒のターゲットリストから外させます。
万が一の侵入後:即時の威嚇で被害を防ぐ
万が一侵入された場合も、強力な光と音で即座に威嚇。 他のセキュリティ機器と比べても、視覚と聴覚へのインパクトが非常に強く、犯行を諦めさせる確率が高まります。 まさに、防犯セキュリティの“最後の砦”といえます。

型番別の特徴と用途(SHTO-530/810/701)

SHTO-530

SHTO-810

SHTO-701
型番 | 特徴 | 推奨用途 |
---|---|---|
SHTO-530 | 音と光の二段構え。103dBサイレン、白・赤LED搭載 | 無人倉庫、資材置場、夜間警備 |
SHTO-810 | 高輝度LEDで視認性抜群。警報メモリー・照度制御対応 | 通用口、出入口、屋外の視認+威嚇用 |
SHTO-701 | 点滅プレート型。強制点滅・点灯、照度センサー搭載 | 表示板的用途。見せる防犯に最適 |
- 音で威嚇したい → SHTO-530
- 視覚的に目立たせたい → SHTO-701
- 視認性と威嚇を両立させたい → SHTO-810
- 夜間の無人施設に使いたい → SHTO-530
- 防犯履歴を残したい → SHTO-810(警報メモリー機能)
セキュリティキーパー設置場所ガイド
入口(正面・通用口)/車庫シャッター上部
人の出入りがある場所は最重要ポイント。正面玄関・搬入口・シャッター上など、誰でも視認しやすい位置に設置します。
死角になる通路/裏口/隣接建物との間
目が届きにくく、侵入者が狙いやすい場所こそ「威嚇装置の見せ場」です。ここに設置することで、侵入意図を一瞬で断念させられます。
高さは人の目線〜少し上(1.8~2.5m)がベスト
見落とされず、壊されにくく、光と音がしっかり届く高さが理想。ポールや壁面にしっかり固定し、簡単に外されないようにしましょう。
失敗例に学ぶ「効果が出ない設置」の典型
- 壁の裏側や機械の影など、人の目に触れない場所
- 昼夜ともに明るく、フラッシュライトの存在感が薄れる場所
- センサー連動がされていない単体設置
これらは一見「とりあえず設置した」だけの状態で、犯罪者に対する抑止力が極めて低くなります。
まとめ|設置場所+目的に合った選定で、犯罪者を“寄せつけない”
セキュリティキーパーは、「どの機種を選ぶか」よりも「どこに、なぜ設置するか」でその力を最大限に発揮します。視覚と音での威嚇を活かすために、設置場所の工夫こそが最大の武器です。
自社のリスクポイントを見極め、最適な機器を、最適な場所に。これこそが「狙わせない防犯」の第一歩です。
とはいえ、「どこに設置すればいいのか分からない」「何が最適なのか判断できない」という声も多く聞かれます。
そんなときは、プロである防犯設備士による無料の防犯診断をご活用ください。建物や敷地の特性・死角・過去の被害履歴などを踏まえ、最適な防犯プランをご提案いたします。

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本記事は「葉」の内容です。
基礎(幹)は [防犯とは?セキュリティハウスの「狙わせない防犯」の考え方]、
展開(枝)は [狙わせない防犯セキュリティキーパーの力で“侵入前”に勝つ!]をご覧ください。
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